- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県紀宝町
- 広報紙名 : 広報きほう 令和7年4月号
■熊野青藍高等学校QandA
Q:「熊野青藍」の由来は?
A:校名は、公募により集まった362種類の案から選定されて決定しました。
「熊野青藍」が選定された理由は、歴史ある「熊野」の地名に加え、「青藍」は紀南地域の青い海や青い空をイメージさせ、鮮烈な印象を与えてくれること、「青は藍より出でて藍より青し」は、弟子が師をこえて成長していくことを表しており、新校への思いや願いが感じられ、生徒が誇りを持つことができる校名としてふさわしいということです。
Q:特進コースの特色はなんですか?
A:特進コースの特色は、四年制大学進学に重点を置いたカリキュラム、三重大学などと連携した学び、一般選抜だけでなく総合型選抜や指定校推薦などの多様な入試制度の積極的な活用も含めた進路実現をめざすことなどが挙げられます。
Q:リベラルアーツ系列ではどんなことを学びますか?
A:「リベラルアーツ」はもともと、古代ギリシャの「言語系3学(文法・論理・修辞)」と「数学系4学(算術・幾何・天文・音楽)」の「自由7科(seven liberal arts)」のことで、「個人の能力を開花させ、困難や多様性、変化に対応する力を身につけさせ、科学や文化、社会などの幅広い知識とともに、より深い専門知識を習得させるための学習方法」とされています。熊野青藍高校総合学科のリベラルアーツ系列も、国語・数学・英語やスポーツ・芸術・家庭などから授業を選択し、幅広く、あるいは深く学べる場になることをめざしています。
Q:これまで紀南高校、木本高校に通っていた1年生、2年生も4月からは熊野青藍高校生になるの?
A:令和7年度に熊野青藍高校の生徒となるのは、4月に入学する新1年生だけです。
これまで紀南高校、木本高校に通っていた1年生、2年生は、4月からは紀南高校、木本高校の2年生、3年生として学校に通います。
Q:紀南校舎の授業の特徴は?
A:「就労体験」「地域産業とみかん」「地域創造学」のように、地域を学びの場として、体験的に学ぶ科目が充実しています。
Q:コミュニケーションコースではどんなことを学びますか?
A:コミュニケーションコースでは、コミュニケーション力など、社会で必要な力を身につけたい生徒が、「ソーシャル・コミュニケーション」という科目を選択し学びます。
Q:部活動は?
A:入学した校舎に関わらず、どの部にも入部できますが、両校舎ともにある部については、入学した校舎の部への入部を基本とします。
一方の校舎だけにある部については、他方の校舎の生徒は校舎を移動して参加します。
令和7年度実施予定の部活動は以下のとおりです。
[木本校舎]
◎運動部
・硬式野球
・ソフトテニス
・男子バスケットボール
・卓球
・女子バドミントン
・女子バレーボール
・体操
・ラグビー
・サッカー
・柔道
・剣道
◎文化部
・茶道
・書道
・美術
・JRC(青少年赤十字)
・吹奏楽
・漫画研究
・写真
・放送
[紀南校舎]
◎運動部
・硬式野球
・ソフトテニス
・男子バスケットボール
・卓球
・バドミントン
・陸上競技
◎文化部
・茶道
・書道
・美術
・JRC(青少年赤十字)
・吹奏楽
・家庭
■入学志望者にインタビュー
紀南校舎 総合学科 産業マイスター系列入学志望
榎本(えのもと)あおいさん
・このコースを選択した理由は?
私は将来、美容師になりたいと思っていて、このコースではインターンシップが充実しているので、美容室や関連する仕事を経験したいと思ってこのコースを選択しました。
・学校生活で特に学んでいきたいことは?
勉強ももちろんがんばっていきたいんですが、コミュ二ケーション能力を養っていくことを目標に、授業を選択し、夢に近づけるよういろんなことを学んでいきたいと思います。
・そのほかにやってみたいことはありますか?
実現できるかわかりませんが、バンドをやってみたいです!
木本校舎 普通科 普通コース入学志望
仲(なか)添華(てんか)さん
・このコースを選択した理由は?
将来選べる進路の幅を広げることができるよう普通科を選択しました。
・学校生活で特に学んでいきたいことは?
数学や英語などの共通科目をしっかりと勉強したいと思います。また、保育の仕事に興味があるので、保育に関連する授業を選択して勉強したいと思っています。
・そのほかにやってみたいことはありますか?
高校生になったらアルバイトをしたいと前々から思っていたので、勉強と両立させながらアルバイトにも挑戦したいです。