くらし 【Book】図書館においでよ!

■10月の休館日

■おすすめ新着本 一般書
◇『暦(こよみ)のしずく』
沢木耕太郎/著(朝日新聞出版)
武士の身分を捨て、講釈師として生きた馬場文耕。日本の芸能史上、唯一、時の権力によって処刑された実在の人物をノンフィクション作家の視点で時代小説として描いた作品です。
市井の人々との交わりの中で、講釈の真を掴み、最後まで義を貫く生き方に心揺さぶられます。

◇『風流な言葉選びのための類語辞典1』
詩語集編集委員会/編著(大修館書店)
季節の動植物に関する5,700語を収録した本書は、右ページに漢詩に用いられた言葉、詩語(語句)が並び、左ページにその詩語を用いた漢詩がわかりやすく掲載されています。「菊」の詩語ひとつ取っても「日精・金花・佳友」など多数の詩語が掲載され、短歌や俳句、書作にも便利に使えます。

■おすすめ新着本 児童書
◇『コーリャと少年探偵団』
柳広司/作(理論社)
13歳の少年コーリャは、学友から一目おかれるリーダー的存在です。ある日、町で殺人事件が起きます。被害者は地方貴族の当主で、犯人はこの家の長男とされますが、捜査結果に納得できないコーリャは、友人たちと調査にのりだします。
『カラマーゾフの兄弟』を別視点で再編纂(へんさん)した小説です。

◇『よあけのはこ』
ボブ・サム/語り、あずみ虫/絵、谷川俊太郎/訳(あすなろ書房)
世界が暗闇に閉ざされていたころ、ワタリガラスは、漁師からお日様と月と星が箱に閉じ込められていると聞きます。
世界に光を取り戻すため、ワタリガラスは、箱をもつ長老の家に潜りこみました。
アラスカの昔話を、谷川俊太郎の洗練された日本語で楽しめます。

■10月のおはなし会
※すべて申込不要(当日参加制)
◇おはなしメリーゴーランド
日時:
〔近江八幡図書館〕8日(水)午前10時30分~
〔安土図書館〕24日(金)午前10時30分~
対象:0~2歳
※参加人数が多い場合は回数を分けて開催します。

◇近江八幡おはなし研究会のおはなし会
開催日:11日(土)
開催場所:近江八幡図書館
対象・時間:
0~2歳・午前10時15分~、
3~4歳・午前10時35分~、
5歳以上・午前11時~
※金田コミセンでのおはなし会は、25日(土)に開催します。

◇安土おはなし童話クラブのおはなし会
開催日:18日(土)
開催場所:安土図書館
対象・時間:
3~5歳・午前10時10分~、
小学生・午前11時~

■10月の図書館展示テーマ
一般書「心を満たす○○本」「のりもの探検隊」
児童書「ようこそ!ふしぎのくにへ!」

■10月の移動図書館「はちっこぶっく号」巡回スケジュール
※各施設の滞在時間は30分です