くらし [市長メッセージ]森中 高史(もりなかたかふみ)市長の元気ヤマモリ

■令和7年度が始まりました
新年度が始まり、進学や就職など新しいスタートを迎えられる人も多いと存じます。素晴らしいスタートとなりますことを、心よりお祈り申し上げます。
秋には、いよいよ、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ大会の開催です。 
5月には伊勢遺跡での炬火(きょか)イベント、6月には開催100日前イベントとして各競技の体験や教室を実施し、さらなる機運の醸成を図ります。万全な大会運営はもとより、市民の皆さまにはぜひ、応援やボランティアへの参加など、大会を一緒に盛り上げ、最高のおもてなしで迎えましょう! 
また、8月には終戦から80年を迎えます。 
市民運動公園内の平和の広場に、「戦後80年平和持続祈念碑」を新たに設置するほか、戦争の記憶を風化させないため、語り部の映像化と平和学習への活用、平和映画会や平和講演会の開催などを通して、改めて恒久平和について、市民の皆さまと思いを共有し、希求する一年としてまいります。 
さらに、今年は阪神・淡路大地震から30年の節目の年。能登半島地震で顕在化した課題などを踏まえ、地域防災計画を改定し、災害発生時の初動対応などのマニュアルをより実効性の高いものへと見直すとともに、備蓄や業務継続計画の見直し、民間事業者との災害時協定締結などの促進、個別避難計画の作成、学校のマンホールトイレの計画的整備、中学校体育館への電源自立型エアコンの整備など、自助・共助・公助の連携による地域防災力の強化を進めます。 
将来を見据えた大規模プロジェクト(攻め)では、4月から新たに「駅前まちづくり推進課」を設置し、JR守山駅東口再整備や西口ロータリー渋滞対策を推進するほか、「市民ホール整備室」を新たに設置し、市民ホールの大規模改修を推進するなど、長期的な視点に立って守山の活性化に取り組みます。 
市民に身近で寄り添った施策(守り)では、産前産後の保護者の子育て負担軽減のため、民間事業者が行う家事代行に係る助成クーポンを配布する「子育て応援家事サポート」、加齢による聴力の低下により、日常生活に支障のある高齢者への補聴器購入費助成、もーりーカーの利便性向上(目的地に市外を含む商業施設を大幅に追加など)などを今年度から実施します。 
「攻め」と「守り」のバランスを大事にしながら、「守山に住んでいて良かった」と実感できるサステナブルなまちづくりを進めてまいります。