くらし [市長メッセージ]森中 高史(もりなかたかふみ)市長の元気ヤマモリ

■市民が集いたくなる市庁舎へ テラススペースの開放と多目的ホールの活用
一昨年8月から供用を開始した新庁舎『つなぐ、守(もり)の舎(や)』ですが、駐車台数が少なくご不便をおかけしていた来庁者用駐車場の整備がようやく完了しました。適正管理による混雑緩和のため、市役所利用者以外の有料化を開始しています。市役所利用者は、利用時間内は無料、1階カフェや交流エリアでの打ち合わせや自習などの利用者は2時間無料となりますが、駐車時間が1時間を超える場合は、窓口でサービス券を受け取っていただくようお願いします。
また、行政手続きのデジタル化を積極的に進めた結果、件数ベースで約9割の手続きがオンラインで可能となりました。職員の働き方改革の観点も踏まえ、年度末・年度初めの繁忙期を避けたGW明けの5月12日(月)から、市役所の開庁時間を朝夕30分短縮し、午前9時~午後4時45分とさせていただきます。
木のぬくもりあふれる市庁舎ですが、用事がなくても訪れたい場所となることを目指しています。
地元野菜をふんだんに使ったカフェは人気ですし、最大300人収容可能な多目的ホールでは、若手芸術家の美術展や市内企業の展示会などのギャラリーや講演会場として、また、スタートアップ(起業)支援などさまざまなイベントにも活用されています。さらに、インフォメーションウォールには市民の皆さまのさまざまな美術・工芸作品などの展示を行い、近江守山ライオンズクラブ寄贈の大型ビジョンでは、公益的な活動であれば動画で市民の皆さまへ活動内容などの周知が可能であるほか、防災会議室などの貸し出しも行っています。
また、市庁舎のさらなる活用を進めるため、カフェ横のテラススペース(大ひさしの下)の試行的開放を始めています。レストランやキッチンカー、福祉事業所などのお弁当販売や農産物直売、手芸品の販売なども可能です。多目的ホールとの一体的な利用により、マルシェなどのイベントもすでに開催されています。
交流エリアの机や椅子は自由に使用可能なので、既に打ち合わせや自習などに活用してもらっていますが、若者の居場所づくりとして、「中高生サミット2024」で提言のあった中高生の憩いの場を、生徒自らが運営する実証実験も行います。
今後も、さまざまな形で市庁舎を活用していただき、多くの市民が集う場所となるよう取り組みます。市庁舎利用などに関するお問い合わせは、総務課〔【電話・有線電話】582-1111)〕へお願いします。