- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県栗東市
- 広報紙名 : 広報りっとう 2025年10月号
■食品ロスの現状
「食品ロス」は、まだ食べられるにもかかわらず、捨てられてしまう食品のことをいいます。
日本全体では、年間464万トン(注1)の食品ロスが発生していると推計されており、この量を国民1人当たりで計算すると、年間約37キログラムにもなります。(注2)
また、世界では、人の消費のために生産された食料のおおよそ3分の1にあたる、年間13億トンを廃棄しているといわれています。(注3)
■食品ロスはどこから発生しているの?
日本の食品ロス量年間464万トンのうち、約半分にあたる233万トンが一般家庭から発生しています。(注1)
■食品ロスを減らすためにできることは?
食品ロスを減らすための小さな行動も、一人一人が取り組むことで、大きな削減につながります。
買いすぎない:買い物の前に家にある食材をチェックする。定期的な冷蔵庫内の在庫管理をする。
作りすぎない:食べ残しのない量を心掛け料理する。
注文しすぎない:外食時は食べきれる量を注文する。
食べきる:宴会時の30(さんまる)・10(いちまる)運動(注4)
などを実践する。残った場合は自己責任の範囲で持ち帰りする。
■家庭での食品ロスの発生要因
出所:「令和2年度食品ロスに関する意識アンケート」(栗東市環境政策課)
1位…手つかず食品(47.0%)
2位…食べ残し(42.7%)
3位…過剰除去(35.7%)
4位…まったく発生しない(17.8%)
(注1)令和5年度推計(農林水産省・環境省)
(注2)国民1人当たりは総務省「人口推計」(2023年10月1日時点)に対する値。
(注3)国連食糧農業機関(FAO)「世界の食料ロスと食料廃棄(2011年)」
(注4)30(さんまる)・10(いちまる)運動
「注文を適量に、乾杯後の30分は席を立たずに料理を楽しむ、お開き前の10分は自分の席に戻って、再度料理を楽しむ」宴会や会食で食べ残しを減らすためのキャンペーンのこと。
問合せ:環境政策課生活環境係
【電話】551-0341【FAX】551-0148