くらし 江戸時代から続く漁師町 吉原の歴史的景観を次世代へ

入り江の豊かな恵みに育まれた漁師町の吉原には、江戸時代から続く懐かしい町並みや入り江沿いに並ぶ家屋の景観など、歴史と文化が息づいています。この町並みを未来に継承するため、重要伝統的建造物群保存地区の選定を目指し、町歩きマップの作成や昔の写真展を実施するなどの取り組みを進めています。

■舞鶴初 重要伝統的建造物群保存地区の選定に向けて
重要伝統的建造物群保存地区とは、文化財保護法に基づき、伝統的な建物などで構成される歴史的、文化的に価値の高い町並みが、保存地区として選定されるもので、景観の保全や防火施設の整備に支援が受けられます。京都府北部では伊根町の漁村や与謝野町の製織町が登録されています。
舞鶴市では、国内でも類例を見ない漁師町・吉原地区の景観を保存し、住民の今の暮らしを守るため、重要伝統的建造物群保存地区の選定に向けて、今後も地域住民とともに取り組みを進めていきます。

■吉原まちあるきMAPを公開中
京都女子大学生と共同で、吉原地区の見どころを「吉原まちあるきMAP」として作成しました。マップを手にして、歴史ある吉原の町を歩いてみましょう。詳しくは、市ホームページで確認を。右コードからアクセス可。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。

担当:文化振興課