- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府宇治市
- 広報紙名 : 宇治市政だより 広報うじ 令和7年6月1日号
■市職員が解説! 事前の備えと避難のポイントを学ぼう
梅雨や台風などの集中豪雨が起こりやすくなる季節が近づいてきました。
自然災害は、いつ起こるか予測しづらいものですが、気象情報等をこまめにチェックすることにより水害は事前にある程度予測することが出来ます。
より適切なタイミングで避難出来るよう、日ごろから出来ること、避難のポイントを紹介します。
・「いつか」のために備えよう!
◆必要な情報を入手
河川の水位や気象情報、避難情報などはテレビ・ラジオをはじめ、スマートフォンやパソコンからも取得出来ます。自分に合った複数の方法で情報を入手出来るよう、事前に確認しましょう。
◇宇治市くらしの便利帳
ハザードマップや避難場所などを掲載しています。
※最新版は7年2月に発行しました(2年ごとに発行予定)。
・詳しくはこちら
◇宇治市公式LINE
気象・防災情報をLINEで受け取ることが出来ます。
※市公式LINEを友だち追加した後、受信設定が必要です。
・詳しくはこちら
◇宇治市ホームページ
災害関連情報へ簡単にアクセス出来るよう、災害モードのトップページに切り替えます。
・市ホームページ
※二次元コードは本紙参照
◇FMうじラジオ放送(88.8MHz)
◇テレビ(リモコンのdボタン)
◆日ごろからの備え
市では災害時に備えて備蓄をすすめています。それぞれの家庭でも非常用持ち出し袋の用意やいざという時の備蓄に努めましょう。
・「あったら便利なもの」よりも、「なくてはならないもの」を考えましょう。
・眼鏡、コンタクトレンズや、赤ちゃんがいる場合はミルク、紙おむつ等、個人・家庭の状況に合わせて準備しましょう。
▽いざという時、各家庭にとって必要なものを書き出しましょう
例:水・食糧、簡易トイレ、照明器具、携帯ラジオ、応急医療品等
参考:首相官邸ホームページ「災害が起きる前にできること」
※二次元コードは本紙参照
◇市の備蓄状況
災害時、避難所での生活や被災により日常生活を営むことが困難な人に対し、最低限の食糧や生活必需品等を提供出来るよう、防災倉庫や市立小学校等に、備蓄を行っています。
◆水害時に避難する際の注意点
避難情報などが発令されたら、速やかな避難が必要です。その際の心得を理解しましょう。
Q1:どのタイミングで避難すればいいの?
A1:避難に時間がかかる人は「高齢者等避難」、それ以外の人は「避難指示」を合図に避難開始です。危険を感じた際は迷わず避難しましょう。
Q2:避難する時は、長靴or運動靴どっちがいいの?
A2:運動靴です。長靴は履き口が広く、中に水が貯まって脱げやすくなるため危険です。ヘルメットや防災頭巾で頭も保護しましょう。
Q3:水深がどのくらいまでなら避難していいの?
A3:股下(約60cm)までの水深であれば歩行は可能ですが、水の流れが速いことが多く、足首までの水深が目安です。水が腰まである場合は、高所で救援を待ちましょう。
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。
問合せ:危機管理室
【電話】39-9421