くらし きょう田辺、あしたも京田辺。上村崇 市長コラム No.43

大阪夢洲で、4月13日から大阪・関西万博が開催されます。本市も、関西パビリオンでの物産展への出展や大住隼人舞の披露、「お茶の時間」で玉露の振る舞いなど、世界に向けて京田辺の魅力を発信していきます。半年間の長い会期なので、一度は訪れてみてはいかがでしょうか。
さて、万博でよく取り上げられるのが、1970年に日本で初めて開催された「日本万国博覧会(大阪万博)」です。私はこの時にはまだ生まれていませんでしたが、アポロ12号が持ち帰った「月の石」を見るために長蛇の列ができたとか、芸術家の岡本太郎さんがデザインし、今も現地に残る「太陽の塔」に圧倒されたとか、実際に大阪万博に行った人たちからは、当時の話をよく聞かせていただきます。本当にすごい熱気にあふれていたのだろうと想像が膨らみます。
同万博以降も日本で4回、万博が開催されていますが、中でも1990年に大阪市・鶴見緑地で行われた「国際花と緑の博覧会(花博)」が思い出されます。これをきっかけに日本にガーデニングブームが起こったといわれています。
今回の大阪・関西万博では、これから先にどんなレガシーを残してくれるのか、今から楽しみです。