- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府久御山町
- 広報紙名 : まちの総合情報紙 広報くみやま 令和7年3月1日号 No.1162
広報に掲載された人で、希望者には写真を差し上げます。
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■ポリ袋を使って簡単調理 災害時の食生活講座
1月29日、保存食などを活用した災害時に役立つ料理を学ぶ講習会を開催しました。サツマイモのジュース煮や焼き鳥缶を使用した中華煮、ホットケーキミックスを使用したパンケーキなど、材料を入れたポリ袋をお湯に入れるだけの「お湯ポチャ料理」を体験。お湯は再利用できるので、災害時の水の使用が限られている時に役立ちます。
■クロスピア市VASTEY EXPO 久御山の魅力パン
1月18日、高校生たちが考えたパンが並ぶクロスピア市を開催しました。昨年秋にオープンしたクロスピアくみやまのパン屋「VASTEY EXPO」が主催。京都すばる高校の生徒は多來多來(たくたく)とコラボした「コロッケパン」を販売、城陽高校の生徒は「生姜焼きパン」「グラタンパン」をそれぞれ限定50個で販売しました。昼頃には全て完売する盛況ぶりでした。
■子育て×防災 地域で子育てシンポジウム
2月1日、災害時に何ができるのかを考えるため、シンポジウムを開催しました。第1部の講演では、防災士の資格を取得している月亭八光(つきていはちみつ)さんが、「災害が起こってパニックになってからでは考えられない。今は天気予報で災害が起こるかどうか分かるし、少しの知識があれば、防ぐこともできる」と自身の家族の話をまじえながら話されました。
第2部の講師の神戸医療未来大学の正井佐知(まさいさち)さんは、能登半島地震の経験から「災害時の家族との連絡方法や集合場所を決めておいてほしい」と訴えました。
講演会終了後に子育て世代の松本育未(まつもといくみ)さん、佐藤理恵(さとうりえ)さん、堀井敬祐(ほりいけいすけ)さんと、信貴町長でパネルディスカッションを実施。松本さんは、「特に子育て家庭は避難生活のシミュレーションが必要」、佐藤さんは、「イベントを通じて人との関わりを増やしておくことが大切」、堀井さんは「災害があったときの対策をみんなが自主的に考えてほしい」、信貴町長は「災害時は自助・共助が大切。地域コミュニティを普段から大切にしてほしい」と話しました。