- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府久御山町
- 広報紙名 : まちの総合情報紙 広報くみやま 令和7年4月1日号 No.1164
■今から考えておきたい「デジタル終活」
スマートフォンでインターネットを利用する人が増えたことに伴い、死亡時に「デジタル遺品」を残すことになる人の増加も予想され、デジタル終活の必要性が高まっています。
▽相談事例
・故人が利用していたネット銀行の手続きをしたくてもスマホが開けず、ネット銀行の契約先がわからない。
・故人が契約したサブスクの請求を止めたいが、IDとパスワードがわからない。
▽相談事例からみる特徴
・故人のスマホやパソコンなどのパスワードがわからないとき、第三者がロック解除することは困難。
・サブスクは解約手続きをしない限り請求が続いてしまう。
▽デジタル遺品の処理で困らないための事前の対策
・万が一の際に家族がスマホやパソコンのロック解除ができるようにしておきましょう。
・ネット上の資産やサブスクの契約は、サービス名・ID・パスワードを整理しておきましょう。
・エンディングノートの活用も検討しましょう。
・自分自身に何かあったときに備えて、スマホなどのアカウントにアクセスできる人を指名できるサービスを活用しましょう。
消費生活のトラブルは、消費者ホットライン「【電話】188(いやや)」、京都府消費生活安全センター【電話】075-671-0004、京都府山城広域振興局商工労働観光係【電話】0774-21-2103へ。
毎週木曜日午後1時~4時には、消費生活相談員が役場で無料相談を受け付けています。
問合せ:産業・環境政策課