- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府伊根町
- 広報紙名 : 広報伊根 2025年8月号(第649号)
■伊根町戦没者追悼式のご案内
先の大戦において、戦没された方々へ哀悼の意をささげ、恒久平和を祈念するために伊根町戦没者追悼式を執り行います。
日時:令和7年10月8日(水)午前10時から
会場:伊根町コミュニティセンターほっと館 ふれあいホール
お問合せ:住民生活課
【電話】32-0503
■「いねばん」の電源は入っていますか
8月、9月は台風が最も多く発生する季節です。
災害時の緊急情報を受信するため、「いねばん」の電源が入っているかどうか今一度ご確認ください。
なお、各世帯に配備しているタブレット端末「いねばん」には、世帯ごとに、お住いの地区等の情報が設定されています。お持ちのスマートフォンにライフビジョンのアプリをインストールし、連携処理を行うと、ご自身の「いねばん」の情報を外出先でも確認することができます。
「いねばん」の電源が入らない場合や、スマートフォンとの連携方法がわからない場合は、企画観光課までお問合せください。
お問合せ:企画観光課
【電話】32-0502
■より豊かな学びが実現できる学校施設審議会から答申を受けました
教育委員会は、少人数による競争力の低下、少人数では体験できないことなどの課題があることや、学校施設が築40年以上経過し、長寿命化改良工事に取り組むことが必要となり構造物の耐力度調査を実施した結果を鑑み、「伊根町小学校教育の在り方審議会」を設置し、小学校教育に関わる課題の変化と今後の小学校教育に関わる展望について諮問を行いました。同審議会からは令和6年4月22日に7つの提言と3つの付言の答申がありました。そのうち、
提言(6)「学校施設の改修を含む長期的な在り方に関する審議会の早期設置」
提言(7)「伊根ならではという特色を生かした教育を検討する場の設置」
の2点については、十分な検討する場が確保できていないことから、「より豊かな学びが実現できる学校施設審議会」を新たに設置し、前述の論点について幅広く議論をいただきました。同審議会は、令和6年9月から7回にわたる議論を経て、令和7年7月に伊根町教育委員会に答申を提出しました。
(以下、答申から一部を抜粋)
◆諮問(1)子どもたちのより豊かな学びにつながり、伊根町ならではの教育の特色を表せる仕組みづくりをどう進めるべきか。
▽諮問(1)に対する答申内容
・地域資源を活用した教育プログラムの開発・実施
・保育所・小学校・中学校の一体的な教育連携の推進
・教員・地域の負担軽減策の整備
・観光施策と教育の調和的展開
・児童・保護者・地域住民の意見聴取と反映
◆諮問(2)子どもたちにとって、より豊かな学びが実現できる学校施設とするために、2小学校の校舎及び屋内運動場については、新設・改修・改築など今後どのように教育環境の整備を進めるべきか。
▽諮問(2)に対する答申内容
・本庄地区を統合新設校の立地候補とし、教育環境・地域資源・安全性の観点から検討を進める。
・小学校・中学校等の教育施設の連携を強化する施設整備とし、教育課程の一体化や地域資源を活用した教育活動が展開できるような空間づくりを行う。
・地域住民・保護者の意見を聴取し、教育環境整備計画への反映を図るとともに、統合に伴う不安解消に向けた情報発信・説明責任を果たす。
・統合後の施設についても持続可能な維持管理を見据えた設計・運営を行う。
・観光施策と教育の調和を図り、通学路や学校周辺の安全対策、地域行事や観光との連携体制の強化を推進する。
これらの答申内容に加え、8項目の付言を受けました。その中では、スクールバスの運行、放課後児童クラブに関すること、また、本答申を踏まえた議論をできるだけ迅速に開始し、今後の議論と施策実施に関する全体のスケジュールの策定とその概要に関する住民説明会を年度内に実施することなどが求められました。
教育委員会では、本答申を受け、より豊かな学びを実現する仕組みづくり、施設整備に関する施策について協議を進めます。
※答申の全文を広報誌に掲載することは紙面の都合上困難であるため、詳細は伊根町ホームページ又は教育委員会事務局でご確認ください。
お問合せ:伊根町教育委員会事務局
【電話】32-0718