くらし STOP!特殊詐欺
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- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府
- 広報紙名 : 府政だより 令和7年7月1日(No.480)
◎みなさん、電話やメールなどで、お金の話が出たら、一人で判断せず、身近な人に相談してください。
・大阪府安全なまちづくり大使の西川きよしさん
大阪府の令和6年の特殊詐欺被害は確定値で2,644件、被害額は過去最多の約61億円(1日約1,700万円の被害)
被害防止の対策強化として、「大阪府安全なまちづくり条例」が以下のとおり一部改正されました(公布日:令和7年3月27日)。
◆対策1
◇令和7年8月1日施行 高齢者の通話しながらのATM操作を禁止
事業者:禁止のための措置を講じる義務があります。
高齢者(65歳以上):携帯電話で通話しながらATMを操作してはいけません。
◆対策2
◇令和7年8月1日施行 金融機関による通報などの義務
金融機関:特殊詐欺などの被害のおそれを認めた場合、警察への通報などの義務があります。
◆対策3
◇令和7年10月1日施行(半年間の経過措置あり) ATMの振込上限額の設定(一部例外あり)
対象口座:ATMでのキャッシュカードによる振り込みが1日あたり10万円以下に制限されます。
対象口座:(以下のいずれにも該当)
・70歳以上
・3年間ATM振り込みなし
・大阪府内に居住
◆対策4
◇令和7年8月1日施行 プリペイド型電子マネー販売時に確認の義務
事業者:5万円以上の電子マネー販売時には、特殊詐欺などの被害のおそれがないか確認を行う義務があります。
購入者:確認に応じる義務があります。
■特殊詐欺で多い手口にご注意ください!
1.還付金詐欺
携帯電話で指示し、ATMを操作させて金銭を振り込ませる手口が多発しています。
2.架空料金請求詐欺
コンビニなどでプリペイド型電子マネーを購入させ、カード番号を聞き出して額面金額をだまし取る手口があります。
3.オレオレ詐欺
警察官をかたり、捜査の名目で犯人が指定する方法で送金をさせ、金銭をだまし取る手口が急増しています。
▽この記事のお問い合わせ先
問合せ:府治安対策課
【電話】06-6944-6512
【HP】『大阪府安全なまちづくり条例』で検索
※詳しくは広報紙P.1をご覧ください。