くらし 【防災特集】在宅避難のための備えを始めましょう!

災害時の避難というと、避難所である小中学校などでの避難を考えがちですが、ご自宅での居住の継続ができるのであれば、住み慣れた自宅で避難してください。このことを「在宅避難」といいますが、自宅であれば、避難所では難しいプライバシーの確保ができますし、感染症の感染リスクが下がるなどのメリットが考えられます。
また、在宅避難が困難である場合は、近くの安全な建物にお住まいの親戚や知人の家で避難をする方法もあり、これを「分散避難」といいます。
自宅の倒壊などで避難所に避難する必要のある方々が利用できるよう、「在宅避難」や「分散避難」も考えてみてください。

(SDGsロゴ)
11.住み続けられるまちづくりを
17.パートナーシップで目標を達成しよう

[地震が起きたとき]
まずは自分の命を守る行動を!
状況が落ち着くまでは安全な場所で待機しましょう
頭部を守りましょう!

■避難の考え方
避難とは「難」を避けるための行動です。
指定避難所に行くことだけが避難ではありません。
災害時における「指定避難所」以外の避難先や避難行動についても考えてみましょう。

・在宅避難 居住の継続ができるなら、住み慣れた自宅で避難。
・分散避難 近くの安全な建物にお住まいの親戚や知人の家などに避難。
・避難所に避難 小学校など、大阪市が指定している避難所に避難(小学校を優先的に開設します)。

◆在宅避難のために備えること
▽その1 家具の固定
阪神・淡路大震災では、死亡者の約10%、負傷者の46%が家具類の転倒によるものといわれています。
ご自身やご家族の命を守るために、家具の固定をしておきましょう。

▽その2 耐震診断・耐震改修
大阪市では耐震診断・改修費用の一部を補助する制度があります。詳しくは、大阪市都市整備局 耐震・密集市街地整備受付窓口(【電話】06-6882-7053)にお問い合わせください。

「主な補助要件は手続き判定ナビからも確認できるよ!」
たいしんくん

▽その3 備蓄
災害時に必要な食料、水、生活用品などは最低3日分(できれば7日分)の家族の人数分を準備してください。例えば、水は大人1人あたり1日3リットルを目安としますので、4人家族3日分であれば、36リットル(2リットル6本入りでは3箱)が必要です。まずは、ローリングストック法も活用して、できるところからはじめましょう。

ローリングストック
補充する→蓄える→食べる→補充する

▽その4 情報収集
大阪市公式LINE
水害ハザードマップ
東淀川区公式X
大阪防災アプリ

[大阪防災アプリって?]
ハザードマップ
気象警報
避難所情報(日本語・英語・中国語・韓国語・やさしい日本語)
家族構成をもとにした必要な備蓄品と数量
雨雲のリアルタイムレーダー

■災害時外国人支援ボランティア募集 オンライン説明会
参加無料
要申込
災害時の通訳・翻訳や、やさしい日本語での支援に関心をお持ちの皆さんにオンラインで説明会を開催します。
※災害時外国人支援ボランティアは随時HPにて募集しています。
日時:7月16日(水)19:00~19:30
場所:オンライン(ZOOM)
申込:(公財)大阪国際交流センターHP上の申込フォームにてお申込みください。

問合せ:(公財)大阪国際交流センター
【電話】06-6773-8989【FAX】06-6773-8421

■ご存じですか?地域防災リーダー
各地域で共助の一環としてボランティアで活動していただいております。災害時に率先して近隣住民を初期消火や救出救護に導き、平常時には地域の人たちと防災知識の習得に取り組んでいただいています。

問合せ:安全まちづくり 1階8番
【電話】06-4809-9820