- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府大阪市城東区
- 広報紙名 : ふれあい城東 令和7年8月号
■一人ひとりにできること
◇家具の固定
阪神淡路大震災による死亡者の9割以上は死亡推定時刻が発災当日の午前6時までとなっており、死因のほとんどは、家屋の倒壊や家具などの転倒による圧迫死窒息死だったとされています。
可能な限り、家具を金具で固定する等揺れによる転倒を防ぐようにしましょう。
◇水・食料・トイレの備え
地震が発生すると、断水・停電などインフラ面に被害がおよびます。阪神淡路大震災では発災後すぐ、飲料水や食料が不足し、物資の配給や給水に人が押し寄せ長蛇の列となりました。
被害が広範囲にわたる南海トラフ巨大地震が発生すると、自衛隊や他市町村からの十分な救援は望めません。
最低3日分、できれば7日分の備蓄を!
◇家族と事前に相談しましょう
大きな地震が発生すると、多くの人が家族や友人の安否を確認するため電話を掛けますが、それにより回線が混み合い、連絡がつきにくくなります。このような場合に備えて、あらかじめ避難先や集合場所を家族間で共有し、非常時のルールなどを相談しておきましょう。
◆災害時の在宅避難のススメ
災害時の城東区内避難所受入可能人数は約43,300人であり、城東区民約168,900人に対しては、約4人に1人の割合となります。状況によっては、大災害時の避難所はすし詰めになります。自宅が無事なら、在宅避難の方が、プライバシーの確保や、感染症のリスクが避けられます。一人ひとりで事前に準備して、可能な限り在宅避難できるようにしましょう。
◆大地震が起きたら私たちはどうなる?
子どもたちにアーカイブを見て学んでほしいけれど、過酷な状況が映る映像は、心に負担を与える恐れもある…。そんな時に、被害よりも避難生活の教訓に注目して動画を集めたe-ラーニングサイト「大地震が起きたら私たちはどうなる?」が開設されています。
「避難所」「食料」「水」「トイレ」など、子どもの視点でも学べるような構成となっています。是非ご覧ください。
■予告 防災士養成講座 受講生募集
城東区の地域防災力向上のため、区民の方を対象に防災士養成講座を実施します。自分や家族の大切な命を守るための知識を学べる場となります。ぜひご応募ください!
詳細は「ふれあい城東(9月号)」や区ホームページでお知らせします。
問合せ:市民協働課(防災・防犯)
【電話】6930-9045【FAX】050-3535-8685