健康 (保存版)令和7年度(令和7年4月~令和8年3月)がん検診・特定健診のお知らせ

■健康コラム「健診・検診」を受診しましょう!
◇日本人の死因の第1位はがん、第2位は心疾患、第4位は脳血管疾患です。
がん死亡者数は40歳を過ぎると年齢とともには増えていきます。心疾患と脳血管疾患はいずれも高血圧や糖尿病などが要因となる動脈硬化が原因となって起こることが多くなっています。
全国の死因割合(第4位まで):
・がん(24.3%)
・心疾患(14.7%)
・老衰(12.1%)
・脳血管疾患(6.6%)
資料:厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計」

◇「健診」と「検診」の違いについて
「健診」は職場で行う定期健康診断や、特定健診(特定健康診査)などがあります。生活習慣に着目した健診で高血圧症などの生活習慣病を早期に発見し、早期対策に結びつけることが目的です。一方、「検診」はがん検診(胃がん、大腸がん、肺がん、子宮頸がん、乳がん検診等)や歯周病検診などがあり、特定の病気を早期発見することが目的です。

◇忘れないよう受診はお早めに!
「健診・検診」は、自身の健康状態や生活習慣を振り返る機会となるため、健康なうちに受診してこそ意味があります。がん検診を受けることは、がんを無症状のうちに早期発見・早期治療し、がんで亡くなることを防ぐことにつながります。毎年「健診・検診」を受けて、健康寿命を延ばしましょう!

■乳がん検診を受けましょう!
大阪市乳がん検診取扱医療機関では、日時指定で乳がん検診(マンモグラフィ)を受診できる「大阪市乳がん検診デー」を設定しており、予約受付等は各医療機関にて行っています。
実施日は各医療機関に直接お問い合わせください。
対象:市内在住で、令和8年3月31日時点で40歳以上の女性
鶴見区内の「乳がん検診デー」取扱医療機関:
・本田病院 鶴見区鶴見4-1-30【電話】06-6939-6301
・コープおおさか病院 鶴見区鶴見3-6-22【電話】0570-08-1167

鶴見区以外の医療機関でも受診いただけます。
ほかの区の「乳がん検診デー」取扱医療機関については、ホームページでご確認ください。
ホームページはこちら(※本紙参照)

■無料クーポン券が利用できます
対象の方に、乳がん検診・子宮頸がん検診の[無料クーポン券]を送付します。
◇子宮頸がん検診対象者
20歳
生年月日:平成16年4月2日~平成17年4月1日生まれ

◇乳がん検診対象者
40歳
生年月日:昭和59年4月2日~昭和60年4月1日生まれ

◇乳がん検診対象者
41~59歳(大阪市国民健康保険被保険者)
生年月日:昭和40年4月2日~昭和59年4月1日生まれ

問合せ:がん検診専用電話
【電話】06-6208-8250【FAX】06-6202-6967

■今日から始めよう!ブレスト・アウェアネス
自分の乳房の状態に日ごろから関心を持ち、乳房を意識する生活習慣をブレスト・アウェアネスといいます。
(1)まず、見よう(明るい部屋でチェック)
上半身を鏡に映し、左右の状態を観察する(腕を上げたり下げたりする)。
左右の乳房の形の変化や腫れの有無、皮膚のくぼみ・ひきつれ・ふくらみの有無、赤くただれていないか、乳首がへこんだり、乳首から異常な分泌液(血が混ざっている)は出ていないか。

(2)手で触れてチェック(月に一度はセルフチェック)
軽く圧迫して鎖骨から脇の下、乳房、乳首までしこりがないか丁寧にチェック。腕を上げた状態でもう一度チェック。入浴中、石鹸を泡立てて触れるとしこりがわかりやすくなります。

(3)乳房に変化を感じたら、すみやかに医療機関へ相談しましょう

(4)定期的に乳がん検診を受けましょう
40歳になったら2年に1回の受診が目安です。

指をそろえて指のはらで触りましょう
乳房を触る方向(※本紙参照)

■子宮頸がん予防ワクチン接種について 無料
対象者の方は、委託医療機関において、子宮頸がん予防ワクチンを無料で接種できます。
対象:
(1)定期接種…小学校6年生から高校1年生相当の女子
(2)経過措置…キャッチアップ接種対象者(平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれ)および平成20年4月2日~平成21年4月1日生まれのうち、令和4年4月1日~令和7年3月31日までに子宮頸がん予防ワクチンを1回以上接種した女性
接種期限:
(1)高校1年生相当の3月31日
(2)令和8年3月31日
※接種に当たっては、有効性とリスクを理解したうえで受けてください
ホームページはこちら(※本紙参照)