くらし 堺市長の今月のメッセージ

今月号の巻頭特集では「多文化共生」をテーマとして、日本語教室やこども食堂にて国籍やルーツの異なる方々が互いに交流を深め、支え合う様子を紹介しています。
少子化に伴う人口減少が進む中で日本国内の外国人住民の人口比率は増加傾向にあり、堺市でも約2万人の外国籍の方が暮らしています。堺市では市政運営の大方針「堺市基本計画2025」において基本姿勢の一つに「多様性」を掲げ、個々の多様性を尊重し認め合い、皆が自分らしく活躍できる都市であるように取組を進めています。
4月には、160近くの国と地域が参加する「大阪・関西万博」が開幕します。堺市としても市内への誘客促進や地域経済の活性化、次の時代を担うこどもたちの可能性を伸ばすことなどに繋げたいと考えています。市民の皆様にとっても世界の国々や多様性を身近に感じていただく機会となりますと幸いです。

堺市長 永藤英機