子育て かいづかSMILEプラン

「誰一人取り残さない」
これは貝塚市の教育において最も大切にしている言葉です。

国の調査では、令和5年度の不登校児童生徒数は34万人を超え、11年連続増加していると発表されています。市でも不登校児童生徒数は増加傾向にあります。
このような状況の中、すべての子どもたちが安心して学び、成長できる環境を整えることを目的として、不登校対策支援事業「かいづかSMILEプランすべての子どもたちの笑顔のために」を立ち上げました。プログラムを実施することにより、子どもたちへの支援を進めていきます。

・Support(支える)
・Motivation(やる気)
・Independence(自主)
・Learning(学び)
・Empowerment(力づけ)

■学びにアクセスできない子どもをゼロにする3つのプロジェクト
◯1 専門家を活用したアウトリーチ支援
子どもが不登校になっていることで不安や悩みを抱えている家庭に訪問したり、電話やWEBで面談したりするなど、状況に応じたサポートを提案します。
メタバース(仮想空間)によるオンライン支援や教育支援センター(レインボー教室)への入室など、一人ひとりに応じた対応方法を助言する支援員を配置しています。

◯2 メタバースによるオンライン支援
学校や教育支援センターに通うことが難しい子どもたちのために、メタバースに教室を設置し、子どもたちが安心して成長できる環境を提供します。
子どもたちは分身のアバターを使って、その教室で学習したり、友だちと交流したりすることができます。教室には、支援員を配置し学習をサポートします。(2学期以降運用予定)

◯3 教育支援センターにおける支援
学校への登校が難しい子どもたちのために、青少年人権教育交流館(ハート交流館)内に教育支援センター(レインボー教室)を設置しています。
子どもたちが自宅から遠隔操作ロボットを使って、教育支援センターの学習や活動に参加できます。
今年度からは、ホースセラピー(馬とふれあう体験活動)に加えて、農業体験や仕事体験を取り入れ、子どもたちが自分の興味や関心、可能性に気づく機会を増やし、成長を多方面からサポートします。

問合せ先:学校教育課
【電話】072-433-7113