子育て みんなで体を動かす喜びを 永寿小学校の取組み紹介

特認校制度は、特色ある取組みをしている学校で学びたい子どもや学ばせたい保護者に対し、市内のどこからでも転入学を認める制度です。
永寿小学校は、子どもたち一人ひとりの体力や運動能力に応じた体育の実施を特色とした特認校です。具体的な取組みとして、3~6年生までの児童の「合同体育」があります。年齢の異なる児童がペアやグループを組み、声をかけ合いながら、走る・跳ぶ・投げるといった基本的な運動を中心に楽しく体を動かします。
このような異学年での活動により、技術の向上だけでなく、年上の子が年下を支えたり、年下の子が年上に憧れを抱いたりする中で、思いやりや協力する姿勢が自然と育まれます。
また、大阪体育大学の先生や学生が定期的に参加しており、専門的なアドバイスや支援を通じて、より深い学びのある体育の時間となっています。
今後は、体操日本チャンピオンの杉原愛子さんを招き、児童向けの特別な体操教室を実施する予定です。世界で活躍したトップアスリートから直接指導を受ける貴重な体験は、子どもたちにとって、運動への関心や意欲を高めるきっかけになります。また、杉原さんにはご自身の競技経験をふまえたキャリアについてのお話もしていただく予定で、子どもたちが自分の将来について考える時間にもなります。

問合せ先:学校教育課
【電話】072-433-7113