- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府貝塚市
- 広報紙名 : 広報かいづか 令和7年7月号
■ともに生きる
広島と長崎に原子爆弾が投下されてから、今年で80年。戦争と平和の問題は、私たちにとって、非常に重要なテーマとなっています。戦争の恐ろしさを直接経験した人々が減少しつつある現代において、私たちはその記憶をどのように引き継ぎ、平和を築いていけるのでしょうか。
原爆の悲惨な影響は、広島と長崎だけでなく、世界中に警鐘を鳴らし続けています。今もなお被爆者たちは、病気と闘いながら平和を訴え続けています。令和6(2024)年には、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞しました。彼らの証言と記憶は、過去の出来事ではなく、未来に向けた警告として私たちに伝えられています。
過去の過ちを繰り返さないためには、歴史を正しく学び、私たち一人ひとりが積極的に自分事として平和について考え、さらに他者の命を尊重し、皆が自分らしく生きられる社会を作り上げていく必要があります。
被爆から80年という節目にあたり、改めて平和の意味を考え、私たち自身の行動に責任を持つことが、未来の平和を守る第一歩となります。
貝塚市が加盟する「平和首長会議」は、世界166カ国・8,487都市(6月1日現在)から構成され、核兵器のない平和な世界の実現に向けた取組みを進めています。
◆平和を考えるパネル展
この機会に、平和について改めて考えましょう。
期間:8月4日(月曜日)~15日(金曜日)
場所:市役所1階エントランスホール
問合せ先:人権政策課
【電話】072-433-7160
◎詳しくは、ホームページでご確認いただくかお問合せください。参加費や費用などの記載のないものは無料です。