くらし くらしのメモ 消費生活センターだより

■石油ファンヒーターの長期使用に注意!
重大事故につながるおそれも

寒い時期に重宝する石油ファンヒーターは、長く使用しているうちに熱や湿気、ほこりなどの影響で部品が劣化することにより発煙・発火し、火災などの重大な事故につながることがあります。暖房器具を片付ける前に点検をしましょう。

◇事例
20年以上前に製造された石油ファンヒーターに灯油漏れが見つかり、メーカーに苦情を申し出ると「フィルター周辺部品は劣化している可能性があるが、部品はもう製造していない」と言われた。
古い機器だが、使用を続けたいと思っている。

◇アドバイス
石油ファンヒーターの点検・取り替えの目安は8年とされていますが、機器に異常を感じたら、年数が経っていなくても使用を中止し、メーカーや販売店に点検・修理を依頼してください。
古い機器は、安全のために製品の買い替えも検討しましょう。
PSCマークがついている機器は、給油時消火装置や不完全燃焼防止装置の設置が義務付けられています。買い替えるときの目安にしましょう。

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