くらし 地域 見て、ある記(22)

小学校区ごとにある地域協働協議会では、住民同士や団体が協力・連携し、話し合いながら、行事や防災・福祉・緑化など地域の特色を生かした取り組みが行われています。地域協働協議会の取り組みなどをシリーズで紹介します。

■桜校区地域協働協議会
地域一丸となって災害に強いまちを目指して
◇安心安全部会(市民大訓練)
例年、桜小学校で地域の防災訓練を実施していますが、昨年度は市からの要請により11月10日、市立23小学校で一斉に市民大訓練が開催されました。
桜小学校では300人の地域の皆さんが集まり、備蓄している物資、避難用テントやチェーンソーの使い方などを確認するとともに、課題の抽出などを行いました。

◇全体事業(ウインターフェスティバルin桜)
2月2日に桜小学校体育館で、桜小学校おやじの会と協力して「ウインターフェスティバルin桜」を開催しました。大道芸人によるパフォーマンスやビンゴゲーム、豆まきなどに多くの地域の皆さんが参加して大いに盛り上がり、地域の輪を深めることができました。

◇総務部会(田んぼ協力事業)
毎年、桜小学校5年生が校内で行っている米づくりで、おやじの会のメンバーとともに土地を耕す作業や田植えなどの手伝いをしています。収穫した米は、家庭科の授業で、児童と協力者の皆さんが一緒においしく食べています。

◇福祉部会(見守りパトロール)
児童の登下校時の安全確保を図るため月1回、見守り活動を実施しています。活動をとおして、福祉部会のメンバーと児童がお互いに元気をもらっています。

桜小学校区は市の西側に位置し、地域内には保健福祉センターや池の里市民交流センターなどの公共施設があります。桜校区地域協働協議会は平成27年3月に「だれもが住みよいまちづくりと地域コミュニティの活性化」を目的に設立されました。
総務部会、福祉部会、安心安全部会の3つの部会があり、現在8つの自治会の地域の皆さんのため、いろいろな活動に取り組んでいます。
引き続き、地域の皆さんの協力のもと、住みよいまちづくりと更なる地域コミュニティの活性化を図ってまいります。
桜校区地域協働協議会
会長 秦 正弘さん

問合せ:市民活動振興室
【電話】825・2120