- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府河内長野市
- 広報紙名 : 広報かわちながの 令和7年7月号
■家庭も仕事も真剣に向き合える
育児休業を取得 人権推進課 堂山さん
私が所属している人権推進課では、人権や平和、男女共同参画に関して、啓発や相談を行っています。「人権」というと難しく、自分とはあまり関係ないと思われがちですが、誰もが関係していることなので、みなさんが普段から人権について考えられるような社会になればと思います。
令和6年に3人目の子どもが生まれ、周りの理解もあり育児休業を半年間取得しました。5、6年前では男性が取得するケースはほとんど聞かなかったのですが、庁内全体での理解が進んだこともあったと思います。育休を取得したことで、生後間もない時期を子どもと密に過ごせたので、表情やしぐさなどから言いたいことがなんとなく分かり、意思疎通ができていると感じます。育休を取得して家庭も仕事も、もっと情熱を持ち頑張りたいと思うようになりました。
受験するみなさんには、自分の選択を、自分自身が信じてほしいです。自分を応援できるのは自分自身ですし、何事も真剣に取り組み進んでいけば選んだ道が正解になっていくと思います。
■まちづくりへの思いを公私ともに体現
防災士として活躍 まちづくり推進課 出水(いずみ)さん
前職はまちづくりを支援するシンクタンクに勤務しており、それ以前も色々な仕事を経験してきました。地域活動に関わる中で、年齢や性別を問わず関わりのある“防災”を活かしたいと防災士の資格を取得しました。資格を生かして仕事をしていると家族も面白さを感じてくれ、息子と妻も防災士の資格を取り家族3人で防災講演やイベントに招かれるようになっていました。
市役所へ入庁したのは、かねてより公務員を志望しており、生まれ育った地元で人のためになる仕事がしたい、という思いがあったからです。現在業務では、まちづくり協議会やNPО法人などをはじめとする地域活動に関わるみなさんを、補助金や様々な制度でサポートしています。午前中はメールチェックなど事務作業をし、昼からはまちの会議へ参加することが多いです。地域の方の声を直接聞くことは、行政として地域を活性化する上で大切なことだと思っています。幸いにも職場の理解を得られているので、休日を活用して能登の視察や海外の講演へ行く機会もいただき、ボランティアや趣味としても地域活動に関われていると感じています。
市役所の仕事は多種多様であり、どんな経験でも役に立つことがあると思います。ぜひ河内長野市のためにご自身の経験を活かしてみませんか。
ココがブラッシュアップ
ウェルビーイング・プロジェクト
職員のウェルビーイングを向上させる取り組みとして第1弾は、昨年12月に軽装勤務の通年化を行いました。期間を定めたクールビズなどではなく、年間を通じて気候や環境に応じた働きやすい服装での勤務を推進し、働きやすい職場環境づくりと、生産性向上に取り組みました。
第2弾は、今年3月に「職員兼業推進条例」(※)を制定し、令和7年度より職員の職場外での兼業を応援することとしました。この取り組みは、職員の多様な働き方を認めてウェルビーイングや職場の魅力を向上させることと、職員が持っている知識や経験を地域に還元することを目的としています。
(※)従事できる兼業の内容には一定の制限あり。
■自分の仕事が形になる面白さ
新規採用・建築職 資産管理課 光山(みつやま)さん
資産管理課では市内の公共施設の工事に係る設計・積算・工事監理業務や、公共施設の効率的な管理運営のマネジメントの推進と総括を行っています。
昨年は、上司に教えてもらいながら市役所庁舎の外壁剥落防止対策工事を担当しました。大学で建築を学んでいたものの、実際に行われる工事に係る設計・積算・工事監理業務は初めてで不安も多かったのですが、周りの丁寧なサポートに助けられました。工事が始まるとほぼ毎日現場確認を行い、記録用の書類整理をしています。自分の携わる仕事によって実際に施設がきれいになることは面白く、計画通りやりきることにやりがいを感じています。
市役所へ入庁を志望したのは、南花台中央公園にサッカー場を建設していることを知り、幼いころからサッカーをしていた自分にとって新しいグラウンドができることにワクワクし、いろんなことにチャレンジできるのではと思ったからです。
今後はキャリアを積んで自分が指揮を取り、建築職の良さを出していける仕事ができるよう尽力したいです。
採用予定日:令和8年4月1日
募集案内・エントリーシート:本紙QRからダウンロード(人事課でも配布)
申込:7月7日(月)までに人事課へ
※初級は、本紙9月号でお知らせします。
河内長野市で働く魅力を動画で発信中!
●一般職員採用
●副主査級職員採用(経験者)
※1募集人員は一般職員採用と副主査級職員採用で合わせたものとなります。※区分の「社会人等」は中途採用全般、「上級」は大学卒業程度の基礎能力を問う試験となります。
問合せ:人事課