しごと 特集2 市職員採用試験案内2025 働きやすさをブラッシュアップ(1)

令和8年4月1日入庁者を対象とした職員採用試験を実施するにあたり、先輩職員のインタビューや市の各種制度を紹介します。市役所での働きやすさや、働く魅力をお伝えします。

■制度だけじゃなく働きやすい風土がある
市では、暮らしやすいまちづくりのため、様々なことに取り組んでいますが、その成果を挙げるためには、市役所で働く職員が十分に能力や経験を発揮することが大切です。
そのため、職員が長く働ける制度や、働きやすい職場風土づくりを行っています。特に、子育てと仕事を両立するための子育て制度の充実や、職員のウェルビーイングを向上させ、仕事のパフォーマンスを高めるための取り組み、年休取得日数の増加や残業の抑制など、ワーク・ライフ・バランスの推進に努めています。
本市には、河内長野駅前のあいっくや道の駅など、市外の人も訪れる施設があり、現在は、サッカー場の建設なども重点的に行っており、多くの挑戦しがいのある仕事があります。市役所の仕事は、市民のみなさんや事業者などと、共に作り上げていくため、相手のニーズを正確に捉えるコミュニケーションが重要です。また、課題は刻々と変化していくため、対応できるように自分も成長し続ける意欲や、新しいことに挑戦する姿勢が必要です。市のまちづくりに熱い思いを持つみなさんをお待ちしています。

最近の志望動機から見える河内長野市の取り組み
市では、多くの取り組みを行っていますが、近年の受験者が特に興味を持っている一部をご紹介します。
・あいっくや子育て支援事業の充実
河内長野駅前の子ども・子育て総合センターあいっくは、市外からも多くの親子が遊びに訪れ、ここを拠点にイベントや子育て支援事業を行っています。社会人枠で育児中の受験者が増えていることから注目されています。
・サッカー場の建設南花台地区にサッカー場を含む公園を建設中です。完成予定は令和8年11月ごろで、なでしこリーグ所属のスペランツァ大阪のホームグラウンドとなります。技術職志望の人も挑戦できる環境があります。

データで見る働きやすさ
年次有給休暇取得日数(年20日のうち) 平均14.1日
育児休業取得率 男性職員90% 女性職員100%
夏季休暇取得日数(令和6年は7日のうち) 平均6.3日
超過勤務時間 月平均7.5時間

受験しやすい採用試験を目指しています
・SPI試験を実施するため、従来の公務員試験対策は不要です。
・SPI試験は自宅PCで受験可能で、面接試験の1回はWEB面接です。遠方にお住まいの人なども受験しやすいです。

■充実した制度活用で子育ても安心
時短勤務を活用 経営総務課 小島さん
私は現在、上下水道の会計業務を担当し、主に入出金の管理と会計年度任用職員の人事業務をしています。請求から支払いの確認や資金運用など、お金に関することなので支払いが滞らないよう気を張って業務にあたっています。市役所の仕事といえば市民と接する窓口業務をイメージしていましたが、実際には様々な業務があり、細かいことをコツコツすることが得意な私にとって、今の仕事は自分に合っていると思います。
市役所への入庁のきっかけは、子どもが小学生になったタイミングで仕事と子育てを両立させた生活に変えたいと思ったことです。現在、「子育て部分休暇」という小学生の子がいる人向けの時短勤務制度を活用し、毎日15時30分までの勤務を行っています。前職では帰宅後に家事をするだけで精一杯でしたが、今は子どもの宿題をみたり、学校での話を聞く余裕があり、家族みんなが過ごしやすい日々を送っています。男性職員も子どもの都合で当たり前に休みを取っていて、周りの方も協力的なので、制度があるだけではなく実際に使うことができる温かい職場風土です。
仕事と子育ての両立を考えている人も心配なく働ける職場ですので、ぜひ前向きに検討してみてください。

ココがブラッシュアップ
子育て制度の充実
職員のワーク・ライフ・バランス推進の取り組みの中でも、特に子育て世代の職員が、家庭と仕事を両立させるための職場環境づくりを進めています。令和7年度からは、育児中の職員が1日の勤務時間を最大2時間短縮できる休業制度の対象者を、小学校就学前の子どもを持つ親から小学校6年生まで拡大しました。
育休の取得も積極的に推進しており、令和6年の育休取得率は、男性職員90%・女性職員100%でした。近年は、男性職員が半年から1年間程度の比較的長期の育休を取得するケースが増加しています。
職員が仕事もプライベートの時間も充実できるように、様々な取り組みを行っています。