- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府和泉市
- 広報紙名 : 広報いずみ 令和7年9月号
■明るくあいさつをするまち宣言
和泉市長 辻(つじ)宏康(ひろみち)
市では、毎月11日を「ひと(1)とひと(1)とのつながりを大切にする日」として、町会・自治会や学校、園にご協力いただき、地域と連携しながら「いずみあいさつ運動」に取り組んでいます。
この運動を始めたきっかけは、10年以上前にさかのぼります。当時、こどもの健やかな成長のため、条例を作っていこうと検討をスタートさせたところでした。校長先生に参加していただいた懇談会で、まず、条例の土壌となるような、具体的な行動を起こすべきという意見があり、市内全域で、決まった日にあいさつ運動をすることになりました。
そして、令和3年の「和泉市輝く子どもを育む教育のまち条例」制定に続き、この度、“笑顔でつながる心とこころ”を合言葉に「明るくあいさつをするまち宣言」を行いました。
和泉市役所においても、朝礼で唱和している行動目標の1番目は「私たちは明るくあいさつをします」となっています。この行動目標は、職員から募ったアンケート調査をまとめて、作成したものですので、職員もあいさつの大切さを認識し、毎日の業務に取り組んでいます。
私自身も、ジョギングの時や、旅行に行って道ですれ違う人に対しても、あいさつするよう心掛けています。知らない人にもあいさつしますが、あいさつを返してくれると、幸せな気持ちになります。たった一言のキャッチボールで、あいさつには、だれもが気持ち良くなれる魔法のような力があると感じています。
「明るくあいさつをするまち宣言」をきっかけに、「おはようございます」、「こんにちは」、「こんばんは」の声がまちのあちこちで聞こえ、日本一明るく笑顔あふれるまちとなるよう、和泉市民みんなで取り組んでまいりましょう。
◇明るくあいさつをするまち宣言
「あいさつ(挨拶)」は、心を開き(挨:あい)、その心に近づく(拶:さつ)という意味があり、人と人とのつながりをスタートさせるためのコミュニケーションの第一歩である。
顔の見える地域社会の実現と地域コミュニティの活性化を目的として、“笑顔でつながる心とこころ”を合言葉に、ここに和泉市を「明るくあいさつをするまち」とすることを宣言する。
令和7年7月18日 和泉市
問合せ:秘書課
【電話】99・8166