- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府柏原市
- 広報紙名 : 広報かしわら 令和7年8月号
■「神社を少しでも未来に繋いでいきたい」
Youth Innovation EXPO in 大阪・関西万博に出場
高校3年生で、若き起業家としても活躍している本市在住の森田麻位さんが、Youth Innovation EXPO in大阪・関西万博の西日本地域予選大会で優勝しました。発表したのは、祀られている神様をイラスト化し、神様の推し活をすることで所縁のある神社を巡れるアプリ「Kamimi」です。森田さんは「年々消滅していく神社を少しでも未来に繋ぐことが目標。このアプリを通して参拝者を増やし、誰もが楽しく学べる仕組みを作りたい」と話しました。
■「図書館をもっと活用してほしい」
図書返却用ブックポストを寄贈
柏原市ライオンズクラブから、子どもたちにたくさん本を借りて読んでほしい、図書館を利用している市民の利便性向上につなげたいとの思いとともに、読書に親しみやすい環境整備の一環として図書返却用ブックポストを寄贈していただきました。このブックポストはJR柏原駅自由通路に設置しています。冨宅市長は「図書館をどんどん活用してもらい、通勤・通学の途中やお出かけの際など、ぜひご利用ください」と話しました。
■「堅下村誌」「改訂堅下村誌」復刻版を出版
~堅下村の歴史を未来へつなぐ~
堅下考古学研究所いっこう園の田中一廣さんが、7月7日に市長を表敬訪問し、「堅下村誌」(大正14年刊)、「改訂堅下村誌」(昭和4年刊)の影印完全復刻版を出版したことを報告しました。田中さんは「大正時代に市町村史が編さんされることは珍しく、歴史的にも貴重な資料で、細部にまでこだわり忠実に復刻した。また、附録として記録写真や解説、明治から令和までの柏原市の歩み年表も追加している」と話されました。現在、復刻された堅下村誌は、歴史資料館に展示しています。
■16年間行政相談委員として活動した砂田八壽子さんに総務大臣から感謝状
6月26日、柏原市行政相談委員として16年6カ月の長きにわたり、行政相談制度の発展に尽力され、令和7年3月末で退任された砂田八壽子さん(写真中央(本紙参照))に総務大臣感謝状が近畿管区行政評価局原嶋局長から贈呈されました。冨宅市長は、「長い間柏原市の行政のために尽力していただきありがとうございました」とねぎらい、砂田さんは「皆さんのご協力のおかげで続けられました」と話しました。後任に、横尾五男さん(写真左から2番目(本紙参照))が新たに行政相談委員として就任されました。
■森を元気に!森林循環サポーター(第2期生)が活動を開始します
6月21日、かしわら森塾(森林循環サポーター養成講座)の修了式でした。受講を終えたメンバーは、いよいよ森林循環サポーターとして市内の森林で整備活動に取り組んでいきます。具体的には、私有林の間伐や枯れ木の伐採、手つかずの竹林の整備などで、森を元気にして地域の自然を守るお手伝いをします。また、活動の中では梅の収穫やタケノコ掘り、お茶の木の若葉摘みなど季節ごとの楽しみもあります。活動に興味がある方は、気軽に産業振興課までご連絡ください。