- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府藤井寺市
- 広報紙名 : 広報ふじいでら 令和7年4月号
■性的同意って?〜相手も自分も尊重できる関係を〜4月は「若年層の性暴力被害予防月間」
・家に来たから性行為をしてもいいと思った。
・体に触れたら抵抗されなかったので、相手もその先を望んでいるはず。
・付き合っているから、パートナーの意思を確認しなくていいと思った。
こういったとき、性的同意があったとは言えません。性的同意とは、相手の体に触れたり見たり、性的な行為をしようとするときに、相手に同意を得ることを言います。一方が望まなかったり、同意がなかったりする性的な行為は、性的同意が取れておらず、パートナー間であっても性暴力に当たります。
性的同意を取るうえで、NOと言える環境が整っていることが大切です。睡眠中や泥酔している時、立場に上下関係があったり、断ると不利益を被るような力関係があったりする場合、その環境が整っているとは言えません。また、一度同意をしたとしても、途中で気持ちが変わったときに、後からNOと言える環境も必要です。例えNOと言われなかったとしても、それはYESとは限りません。
4月は、進学や就職などで若年層の生活環境が大きく変わり、性暴力に遭うリスクが高まる時期であることから「若年層の性暴力被害予防月間」と定められています。
お互いを尊重するためにも、この機会に性的同意について考えてみませんか。
問合先:協働人権課人権推進担当(1階(4)番窓口)
【電話】939・1059
■性暴力被害に遭ったら、悩まず相談してください。相談は無料で、秘密は守られます。
▽女性相談窓口
毎週月・火・木曜日 10時~12時、13時~17時
【電話】939・1050[電話で要予約]
市ホームページでは相談窓口をまとめて掲載しています。