子育て ここにこ便り No.24

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■5月5日は「端午の節句」と「こどもの日」 今年から感謝の習慣を取り入れてみませんか?
端午(たんご)の節句とこどもの日は同じ5月5日ですが、由来も意味も異なるお祝いです。

▽端午の節句の由来と意味
古来中国では季節の変わり目である5月は、病気や災いが増えることから、邪気を払うとされていた菖蒲(しょうぶ)の葉を飾ったり、お酒に入れて飲んだそうです。菖蒲湯に入るのも、健やかな日々への祈りが込められています。この風習が日本へ伝わり、菖蒲の響きが武を重んじる「尚武(しょうぶ)」と同じであることから、「男の子の無病息災と出世を願う日」として、鎧や兜、武者人形、たくさんののぼりなどを飾って盛大に祝われるようになりました。「端午の節句」は別名「菖蒲の節句」。菖蒲の葉は血行促進、疲労回復、リラックス効果があるともされています。無病息災を願って菖蒲湯にゆっくり浸かるのもいいですね。

▽こどもの日の由来と意味
昭和23(1948)年、祝日法によって、5月5日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日として、男女問わずに子どもたちの健やかな成長を祝う祝日になりました。

▽「なぜ母に感謝する」なのでしょうか?
産んでくれたことへの感謝という説もあります。
現代の子育て環境では、子どもに関わる全ての人への感謝が合っているといえそうです。
感謝の表現もいろいろありますが、「ありがとう」の言葉は伝える側にも良い効果をもたらすと言われています。幸せホルモンと言われるセロトニンやオキシトシンが脳内から分泌され、前向きな気持ちになる、人間関係も良くなる、その結果ストレスが減る、健康になるといった研究結果もあるそうです。
目覚めがよかった、1日元気に過ごせたなど自分の身体への感謝も忘れずに。まずは自分のために「ありがとう」と言う習慣を取り入れてみましょう。

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