くらし 多奈川発電所跡に国内最大級の蓄電所が建設されます

多奈川発電所跡地の一部(約2ヘクタール)に国内最大級の蓄電所が設けられることになり、4月30日に岬町役場において、田代町長と多奈川蓄電所合同会社(関西電力とパートナー事業者が設立・出資する特別目的会社)の間で、蓄電所事業を進める立地協定書の締結が行われました。
締結には、多奈川蓄電所合同会社の代理として、関西電力の齋藤開発部長にご出席いただきました。蓄電所は、大型の蓄電池を電力系統に接続して、余剰電力を蓄電池に貯蔵し、電力不足や需要のピーク時に放出する施設で、出力調整ができない再生可能エネルギーの発電の無駄をなくし、電力供給の安定化を図る、脱炭素社会の実現に寄与する事業です。

■蓄電所概要
・名称 多奈川蓄電所
・定格出力/定格容量99MW/396MWh(一般家庭約4万6千世帯分の1日の使用量に相当する電力量を蓄電)
・事業者 多奈川蓄電所合同会社
・操業予定 令和10年2月頃
※多奈川発電所跡地は、関西電力・大阪府・岬町が連携して、企業誘致を進めており、これまでに工業用砥石製造業のニューレジストン株式会社、ベアリング部品製造業の株式会社センヨーの進出が決定し、ニューレジストン株式会社が現地で操業を行っています。

問合せ:総務課
【電話】492-2721