くらし 災害への備えはできていますか?9月は防災月間

■新しく作成したハザードマップを全戸配布
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9月中旬から順次、新しく作成したハザードマップを全戸配布します。
本市では、市民の皆さんが水害などのリスクを軽減し、円滑な避難行動を取ることができるように、洪水・内水(降雨時に排水能力を超えた下水道から下水が氾濫すること)・高潮・津波といった災害ごとに同マップを作成しています。

▽新ハザードマップの特徴
・各ハザードマップの避難場所などを最新の情報に更新し、各マップに対応した啓発情報を分かりやすいようにイラスト入りで新たに掲載
・洪水ハザードマップを庄下川などの中小河川を含めた想定最大規模降雨による内容に更新
・内水ハザードマップを既往最大降雨(過去にその地域で観測された雨量の最大値)から想定最大規模降雨の内容に更新
・マップの裏面に災害時の避難行動や情報の入手方法、家庭での備えなどの情報を集めた「あまがさき防災ガイド」を分かりやすいようにイラスト入りで新たに掲載。

■高齢者防火安全指導旬間
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9月15日〜24日は、高齢者防火安全指導旬間です。高齢者の皆さんが安全を実感し、安心して暮らすことのできる地域づくりを推進しましょう。消防局では同期間、高齢者への啓発や高齢者関連施設に対する立ち入り検査・消防訓練の指導など、高齢者の防火安全を向上させるための取り組みを実施します。

■住宅防火講座「住宅防火の豆知識 今すぐできる防火対策」
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9月25日(木)午前10時〜11時30分、市防災センターで、住宅での火災を減らすための講座や煙からの避難、消火器の使用方法の体験、119番通報を受ける消防指令センターの見学などを実施します。
先着順で受け付ける定員:30人
申込み:9月5日〜23日に電話か専用フォームで予防課

■災害ボランティアセンター設置運営訓練
9月27日(土)午前10時30分〜午後0時30分、立花西小学校で、参加者が被災地を訪れたボランティア役になり、災害ボランティア活動の流れをロールプレイングで体験する訓練を実施します。親子で取り組む防災体験ブースも。
対象:市内在住か在勤、在学の人
先着順で受け付ける定員:50人
申込み:9月5日〜24日に電話かファクス(住所、氏名、電話番号を書いて)でボランティアセンター

■個人情報(名簿情報)提供の同意確認及び個別避難計画の作成
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災害時の被害を少なくするためには、地域での助け合いが大切です。本市では、高齢者や障害者など自ら避難することが困難で、災害時に特に支援を必要とする人(避難行動要支援者)の名簿をお住まいの地域の支援者などに提供し、迅速に支援できる体制を整備しています。
名簿に記載する情報は、住所・氏名・電話番号・生年月日・性別・要介護度・障害の程度などの避難支援に必要となる情報です。情報の提供に同意する人は、所定の用紙を直接か郵送、ファクスで市役所北館3階重層的支援推進担当へ。また、個別避難計画の作成にご協力をお願いします。同計画は、避難行動要支援者がスムーズに避難できるよう事前に一人ひとりの状況に合わせた避難方法などを記載すると効果的に活用できます。

▽Q and A
Q.避難の判断はどのようにすればいいですか?
A.本市が「警戒レベル3(高齢者等避難)」を発令した段階で、危険な場所に住んでいる高齢者などの要支援者は、速やかに避難を開始してください。災害の規模や状況に応じて、指定避難場所に限らず親戚や知人の家に避難する「お知り合い避難」や自宅にとどまり安全を確保する「在宅避難」も検討してください。

Q.名簿情報の提供に同意したり、個別避難計画を作成したりした場合、必ず助けてもらえるのですか?
A.支援者の被災状況によっては支援が困難なこともあり、助けてもらえることを保証するものではありません。しかし、名簿情報の提供に同意することなどにより、災害発生時に支援を受けられる可能性が高まります。

Q.災害情報はどのように入手できますか?
A.尼崎市防災ネットやホームページ・LINE・X、テレビ、災害情報電話サービスなどで確認できます(ID:021370)。
日ごろから、ご自身に合った情報の入手方法を確認しておくことが大切です。

■福祉避難所の開設について
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通常の指定避難場所は災害時に配慮が必要な人にとって十分な生活環境が整備されておらず、避難生活が困難になる場合があります。これらの要配慮者を受け入れるため、バリアフリー化や冷暖房の整備など、要配慮者の利用に適した環境を確保できる施設を福祉避難所として指定しています。現在市内に46施設あり、1700人程度が利用できます。
なお、福祉避難所は必要に応じて開設するもので、すぐに避難場所として利用することはできません。災害発生時は身の安全を最優先し、まずは近隣の指定避難場所に避難してください。各指定避難場所にも要配慮者が利用できる要配慮者スペースを用意しており、必要に応じて福祉避難所に案内します。
また、要配慮者やその支援者以外の人は福祉避難所の利用を控えてください。

問合せ:
ハザードマップについて…災害対策課【電話】6489-6165【FAX】6489-6166
高齢者防火安全指導旬間・住宅防火講座について…予防課【電話】6481-3964【FAX】6483-5022
災害ボランティアセンター設置運営訓練について…ボランティアセンター【電話】4950-8863【FAX】4950-8913
個人情報(名簿情報)提供の同意確認及び個別避難計画の作成について…重層的支援推進担当 〒660-8501【住所不要】【電話】6489-6013【FAX】6489-6952