くらし 今月のイチオシ(1)ー「環境と経済が共鳴するまち」の実現を目指してー
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- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県豊岡市
- 広報紙名 : 広報とよおか 2025年3月号
■環境経済事業を推進しています
本市では、コウノトリ野生復帰に象徴される環境への取組みを進める中で、環境を良くする行動と経済活性を同時に達成する仕組み(「環境経済」=環境と経済の共鳴)に着目しました。
この仕組みを広げていくため「豊岡市環境経済戦略」(2005年3月)を策定し、取組みの柱の一つとして、企業の環境改善の取組みを、もうける仕組みの中に位置付ける事業を推進しています。
◆環境経済事業の認定を行っています
本市では、環境経済事業(環境を良くする事業活動で利益が生まれる事業)の認定を行っています。認定制度の活用により環境経済事業の販路拡大を支援し、市内での取組み拡大を図り、事業展開を促進することで本市経済の推進力とします。
事業を行うことで環境が良くなる
↓↑
利益アップにより事業が拡大する
◇直近の認定状況
認定数:84事業(81事業者)
1月末現在
◇具体例
・端材の有効利用事業
◇コウノトリ育む農法の食材を利用した事業
◇環境経済事業に取り組むことで得られる効果
・環境負荷削減とコストダウンを同時に実現
・環境配慮製品の開発による売上増
・社外からの評価や社内意識の向上
◆豊岡型地産地消を進めています
豊岡の企業・生産者が作ったもの・サービスを市内で消費・利用することにより、豊岡固有の暮らしに目を向けるとともに、市内の企業・生産者の事業を支えます。このことは、輸送による二酸化炭素排出削減にもつながります。
◇具体的な取組み
・豊岡で作られたもの・サービスの良さをアピールし、ブランド力を高める
・豊岡で作られたものが市内で販売されるよう働きかける
・豊岡産の安全・安心な食材を生かした食生活を促す
・豊岡産の食材を観光客に提供し、豊岡の魅力を高める
◆認定事業者から寄せられた声を紹介します
◇OESアクアフオーコ株式会社(神美台)
〔省エネ型水処理施設の設計・製造・施工〕
SDGsの観点からも省エネルギー性能に優れた設計の採用動向にあり、受注拡大につながりました。本市での実績をもとに全国展開を行い、新規顧客開拓ができました。
◇丸真化学工業株式会社(今森)
〔使用済みペットボトル混合ポリ袋の製造〕
〔米ぬか混合ポリ袋の製造〕
環境意識の高まりの中、求められる環境対応製品の開発にいち早く取り組んだことで、独自の製品に対する認知が広がり、安定した受注を獲得することにつながっています。
◇株式会社Mother Earth(マザーアース)(竹野町竹野)
〔コウノトリ育む農法で栽培された食材をふんだんに使用した食事を提供する宿泊業〕
竹野や豊岡の地産商品を扱うことにより自信を持って対応できること、コウノトリと共に生きるストーリーに想いをはせ豊岡を好きになってもらえることが取り組んで良かった点です。
◇有限会社河西ふとん店(日高町袮布)
〔想い(生地)をリメイクする木綿製品製造販売・古綿打ち直し加工〕
環境経済事業の認定を受けたことで「ひょうご産業SDGs推進宣言事業」に申請するきっかけとなり、企業のイメージアップに寄与しています。また新たな需要の掘り起こしにつながりました。
◇株式会社アダストタジマ(妙楽寺)
〔機械および天然式ハイブリッド(融合)乾燥方法を用いた玄関マットやモップのレンタル事業〕
エコノミーとエコロジーを兼ね合わせた環境経済事業を進めてきた結果、コロナや燃料費高騰など社会変化に大きな影響を受けることなく、会社全体で順調に推移することができました。
◇フィードバッグ(森)
〔世界に一つだけの手染めバッグの製造〕
環境経済事業に取り組む企業としての姿勢(環境に配慮したものづくり)を理解していただけるので、お客様から「このバッグを購入できて幸せ」というお言葉を多くいただきます。
◆事業者募集 豊岡らしい取組みを一緒に進めませんか?
環境経済事業の認定申込みを随時受付しています。市の支援制度など、気になることがあれば、気軽に環境経済課に問い合わせてください。
◆SDGsが提唱される以前から取り組んでいます
SDGs(持続可能な開発目標)の普及により、企業がビジネス活動の一つとして環境改善に貢献することが期待されています。SDGsとは、全ての人にとってよりよい、より持続可能な未来を築くために、2030年までに国際社会共通で達成すべき17の目標を定めたものです。目標の中には、気候変動や環境保護の問題に取り組むことも盛り込まれています。
本市では、このSDGsが提唱される以前から、いち早く「環境と経済」に着目し、先駆けて取組みを進めてきました。
問合せ:環境経済課
【電話】23-4480