くらし 【特集】「もしも」に備える、「いつも」のつながり(2)

■自宅でできるもしもの備え
こんな時、あなたならどうする?

◆正解のない「もしも」を考えてみよう
とっさの判断が求められる場面で、どう動くかを考えたことはありますか。
正解はないので、自分の暮らしに合わせて想像をしてみましょう。家族で話し合うのもおすすめです。

◇夜に地震で電気が消えた。まず何をする?
照明、冷蔵庫、エアコン、テレビ…。
自宅でどんなことに電気を使っているでしょうか

◇職場で地震。子どもが家にいる。帰る?職場に残る?
・電車が止まっているかもしれません
・小規模と大規模の地震でそれぞれ考えてみましょう

◇地震で家具が倒れてくるかも。固定する?別の部屋に移動させる?
・あなたの部屋にはどんな家具がありますか
・阪神・淡路大震災時のけがの7割以上が、家具類の転倒・落下などによるものでした

◇避難することになった。ペットも連れて行く?
・慣れない環境でペットが体調を崩すかもしれません
・避難が長期に渡る場合もあります

◆ストックを見直そう
災害時、支援が届くまでに時間がかかることも。以下のリストは大人1人、1週間分の例です。家族構成に応じて、今の備えをチェックしてみましょう。

◇日用品
・簡易トイレ35回分(5回/日)
・トイレットペーパー
・常備薬
・カセットコンロ・ボンベ6本
・LEDライト・ランタン
・モバイルバッテリー1個以上

◇水・食料
・水21リットル(3リットル/日)
・パックごはん・パンなど
・缶詰
・レトルト食品
・お菓子

全部そろえるのは大変だと思ったら…
普段使っているものを少し多めにストックしておこう。冷蔵庫や冷凍庫の中の食材も、いざという時に食べられるよ

問合せ:総合防災課
【電話】77・2078【FAX】77・2150