子育て 子育てSTYLE One Point

今月の担当は…こども若者相談センター

■子育てを助け合う
◇ひとりで頑張りすぎないで
頼る力が親子をもっと笑顔に

子どもと過ごす毎日。うれしいこともあれば、大変に感じることもあるかもしれません。ひとりで頑張りすぎて、心も体もヘトヘトになったことはありませんか。そんなとき、誰かに「助けて」と言えますか。
受援力という言葉があります。周囲に助けを求める力と支援を受け入れる力のことです。この力が弱いと、自分で何とかしようと抱えてしまうことになります。
特に「子育ては保護者がするもの」と思い込んでいる場合が多いのではないでしょうか。子育てはひとりでするものではありません。誰かの手を借りることも時には必要です。人を頼ることは、相手との信頼関係を築くことであり、人や社会とつながるきっかけになります。
どこに頼ればいいか分からないときは、地域子育て支援拠点など親子が集える場所に出かけてみませんか。遊びに来ている他の親子と交流ができ、子育ての悩みを話し合ったり、「うちも同じようなことがあったよ」などと教えてもらったりできるかもしれません。また、同拠点には常駐の支援員もいるので、気軽に相談ができます。人に話すことで気持ちの整理ができ、ホッとできることもあります。安心して過ごせる居場所があると、ひとりで頑張りすぎずに子育てで助け合うことができるかもしれません。
周囲に頼ったり頼られたりする中で、受援力は少しずつ育っていくと思います。時には肩の力を抜いて、周りの人と助け合いながら、みんなで子育てをしていきませんか。

問合せ:こども若者相談センター
【電話】072-740-1248