- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県養父市
- 広報紙名 : 市広報やぶ 2025年6月号(第255号)
■5/12(月)
▽健やかな成長を願って 稚鮎の放流
毎年地域を変えて行われる「稚鮎の放流」が今年は養父地域局近辺の大屋川河川敷で行われました。鮎漁の解禁を前に円山川水系の漁業振興や水産資源の確保が目的です。この日は稚鮎500kgが用意され、自然にふれあい学ぶ機会になるようにと、広谷小学校1年生32人と広谷こども園年長27人が参加してバケツから川へと稚鮎を放流しました。大屋川の鮎の愛称「大屋次郎!」と元気に声をかけ、稚鮎の旅立ちを見届けました。
■5/19(月)
▽防災対策を強固に 災害時の入浴サービスの協定
近年多発している様々な災害に備え、養父市は株式会社やぶ温泉と協定を結びました。令和5年8月に起きた台風7号による断水の際、市内温泉施設より入浴利用の提供を受けた経緯もあり、今回の協定締結となりました。災害が発生した際、被災された方々への入浴場所、一時待機場所の提供により、緊急時の衛生面と心身の健康を保てるなど被災者支援がより強固なものとなることが期待されます。
■5/20(火)
▽地元特産品を子どもたちへ繋ぐ 朝倉山椒収穫体験
養父市特産品を子どもたちに知ってもらおうと、日の出ホールディングス(株)食品カンパニーは収穫体験を実施しました。
大屋中学校1年生19人が大屋地域にある同社ほ場を訪れ、朝倉山椒の収穫を体験。独特の香りに驚きながらも作業を進め、約1時間で10kg程を収穫しました。朝倉山椒の収穫は初めてという生徒も多く、作業の大変さに触れると共に、地元特産品について学びを深めました。
■5/20(火)
▽1年の時を経て地上へ 銘酒「明延」の蔵出し
養父市内のみで限定販売されている日本酒「明延」の蔵出し式が行われました。「明延」は宍粟市にある山陽盃酒造株式会社が大屋町宮垣で栽培された酒米「兵庫北錦」を原料に製造しており、年間13~15℃に保たれる明延鉱山坑道が熟成に適していることから坑道内に酒蔵を構えています。
1年ぶりに蔵から出た「明延」について、同社・壺阪専務は市外からも購入に来ていただくことで地域活性化を期待すると話しました。
■5/23(金)・24(土)
▽関西最大級のオーガニックイベント オーガニックライフスタイルエキスポに出展
養父市は市内農家を中心としたグループと協力して、京都市勧業館みやこめっせで開催された「オーガニックライフスタイルEXPO WEST」に参加しました。
このイベントは東京で開催される国内最大規模のオーガニックイベントの関西版で、養父市の有機農業の普及を目的に参加。市内有機野菜や食品の販売と共に、市の取組をPRしました。
■5/28(水)
▽有機の里づくりの要 おおや高原有機野菜出荷
おおや高原有機野菜部会の初出荷式が行われ、部会員の農家や関係者など約25名が参加しました。昨今の猛暑で主力野菜であるホウレン草の栽培が難しくなっている中、関係各所が力を合わせて栽培・販売に取組み、おおや高原をはじめ有機農業の推進を目指すことを新たにしました。
式は新規就農した鮑昌成さんの農園が会場になっており、立派に育ったホウレン草の収穫体験も行われました。
■商工業の発展に寄与 養父市商工会 優良従業員表彰
5月26日(月)、但馬長寿の郷・郷ホールで行われた令和7年度養父市商工会通常総代会の席で、優良従業員表彰式が行われました。10年・20年・30年勤続して企業に貢献した14名と、未来の匠顕彰2名が表彰されました。
※詳しくは本紙をご覧ください。
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