健康 カラダの声を聞く~健康だからこそ、健診(検診)を受けてみませんか?~(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県朝来市
- 広報紙名 : 広報朝来 令和7年3月号
令和3年度に実施したアンケートでは、職場健診や人間ドックなどで健診(検診)を受けていない人のうち、その理由で最も多かったのは「健康だから」でした。
生活習慣病やがんは、早期に見つけ、生活習慣の見直しや治療につなげることで治る可能性が高くなります。
健康だからこそ、1年に1度は“カラダ”の声を聞くために健診(検診)を受ける習慣をつけましょう。
●がん検診って、どんなことをするの?そんな疑問を解決します!
「がん検診を受けたいけど、検査方法が分からなくて怖いな…」と思ったことはありませんか。
今回は朝来市で実施しているがん検診について、検査方法を紹介します。
▽肺がん検診(20歳以上)
立ったまま、胸部のレントゲン撮影をします。
短時間で手軽に受けることができます。
▽胃がん検診(35歳~79歳)
カップ1杯(120ml)のバリウムを飲み胃部のレントゲン撮影をします。
姿勢や角度を変えて撮影するので、小さな腫瘍を見つけることができます。
▽大腸がん検診(35歳以上)
便の中に血が混じっていないかを調べます。便の表面を採便用の棒でまんべんなくこすり、自宅で2日分の便を取り提出します。
▽子宮頸がん検診〔細胞診〕(20歳以上)
ブラシやヘラなどで子宮頸部を優しくこすり、細胞を採取しがん細胞などの異常な細胞がないか顕微鏡で調べます。内診台はカーテンで仕切られているので安心です。
▽乳がん検診(40歳以上)
乳房を2枚の板で挟み、乳房全体をマンモグラフィで撮影します。しこりになる前の石灰化した小さながんを発見するための検査です。
▽前立腺がん検診(50歳以上)
血液検査で前立腺がんの可能性を調べます。
短時間で手軽に受けることができます。
●がん検診を受けて早期発見・早期対応
がんが早期で発見された場合は、治療方法を選べたり、治療に要する期間や精神的・身体的負担だけでなく、経済的負担も軽く済みます。がんは早期に発見すれば治る病気になりつつあります。
自分の“カラダ”の声を聞く第一歩として、がん検診を受けてみませんか。
▽過去3年間のがん検診の結果
問い合わせ先:健幸づくり推進課
【電話】672-5269