くらし (祝)「岩津ねぎ」栽培の取り組みが日本農業遺産に認定されました!

市が令和6年6月に認定申請を行った「岩津ねぎを核とした資源循環型農業システム」が、1月24日(金)に日本農業遺産に認定されました。
日本農業遺産は、日本において、重要かつ伝統的な農林水産業が営まれ、固有の農文化や農業生物多様性が育まれている地域(農林水産業システム)であり、農林水産大臣により認定されます。
令和7年1月現在では、28地域が日本農業遺産に認定されており、多様で地域性に富む伝統的な農林水産業が受け継がれています。
岩津ねぎの栽培には、地元農家の皆さんが代々受け継いできた技術により、環境にやさしい農業が実践されています。そのため、栽培地周辺には、特別天然記念物であるオオサンショウウオやコウノトリ、さらに岩津ねぎなどの蜜を吸う希少なウスバシロチョウが生息するなど、岩津ねぎの栽培は生物多様性にも寄与しています。
岩津ねぎの日本農業遺産認定は、伝統的な農業を次世代に引き継ぐだけでなく、地域の自然や文化の保全にも大きく貢献します。また、その価値を全国に発信することで、持続可能な農業の普及と地域の活性化を推進する重要な一歩となります。

問い合わせ先:農林振興課
【電話】672-2774【Eメール】[email protected]