くらし まちの話題

◆朝来市子ども・子育て会議 市に答申書を提出
2月7日(金)、市は令和7年度から令和11年度までを計画期間とする第3期朝来市子ども・子育て支援事業計画の策定に関する答申書を、子ども・子育て会議会長の小林俊光(こばやしとしみつ)さんから受け取りました。
当会議においては、子ども・子育てに関する取り組みの方向性や、教育・保育の今後の見込みと提供体制などについて熱心に議論が交わされ、計画書案とともに地域全体で子どもの育ちと子育てを支える環境づくりに向けたまちづくりの推進や、質の高い教育・保育の総合的な提供に努めることなどの意見を添えて答申書が提出されました。市はこれを受けて、第3期朝来市子ども・子育て支援事業計画(案)を3月定例会に提出することとしています。

◆令和6年度 人権講演会・手話言語発表会開催
2月16日(日)、朝来市人権教育推進協議会連合会および市主催による人権講演会・手話言語発表会をあさご・ささゆりホールで開催しました。
最初に、主に市内で活動され、手話言語を学ばれている5団体による発表会を行い、手話による「しりとり」「絵本の読み聞かせ」「漫才」「歌」に「劇」と多彩な発表が行われました。
次に、(公財)人権教育啓発推進センター特任講師の石川千明(いしかわちあき)さんに「インターネットと人権~ネットで被害者にも加害者にもならないために~」と題し、ネットでの人権侵害の状況、課題、ネットを安心・安全に使うためにはどうすれば良いか、といった内容でご講演いただきました。

◆県内初!デジタルデバイスを活用した学路における交通安全対策実証実験中
市は、通学中の子どもたちを守るため、交通事故を未然に防ぐ「事前予防型」の交通安全対策に取り組んでいます。この度、新たな取り組みとして、1月28日(火)に、通学路の危険区間にセンサや通信装置、LED掲示板などの機器を設置し、新たな交通安全対策実証実験を開始しています。
「ヒヤリ・ハッとマップあさご」から検出された通学路の危険区間(平均速度が速い・幅員狭小など)の前後にセンサを設置することで、走行する車や歩行者を識別検知し、センサと通信接続させたLED表示板を利用して、対向する車や歩行者に対して注意喚起を行います。

◆令和6年度朝来市防災講演会開催
市は、2月2日(日)に令和6年度朝来市防災講演会を生野マインホールで開催しました。これは阪神・淡路大震災から30年の節目を迎え、また昨年の能登半島地震の経験も踏まえ、市民の防災意識向上を目的に実施したものです。
講師には兵庫県立大学大学院准教授 澤田雅浩(さわだまさひろ)氏をお招きし、「考えよう!みんなで防災~備えよう!その時のために~」をテーマに講演いただきました。また講演に先立ち、能登半島地震被災地へ派遣した職員からの活動報告や、防災安全課職員によるマイ避難カードの紹介も行いました。

◆芸術文化観光専門職大学生による卒業展覧会開催
あさご芸術の森美術館では、例年秋に開催している「風と光のページェント」や「アートマーケット」など、2022年から芸術文化観光専門職大学の杉山至(すぎやまいたる)准教授(舞台美術)や学生と連携して事業を展開しています。
これまで連携事業にかかわった杉山ゼミの学生たちのうち6人が卒業制作として作った作品を2月1日(土)~2月11日(火・祝)まで、一人で脚本・監督・出演の3役務めた演劇作品や、銀山ボーイズを題材とした創作ミュージカル作品、舞台の照明だけで演出することに挑戦した作品等の映像や写真、台本、衣装、関連グッズなどを展示しました。

◆岩津ねぎの収穫と調理を体験
2月18日(火)、朝来市立中川小学校3年生15人は、同校体験学習ほ場で物部営農組合の皆さんの協力のもと、岩津ねぎの収穫体験と、収穫した岩津ねぎを使ったお好み焼き作りをしました。
7月に植え付けたねぎはとても生育がよく、雪が舞う中、児童らは力を合わせて大きく育った立派なねぎを収穫することができました。その後は、物部営農組合の皆さんに手伝ってもらいながら、収穫したての岩津ねぎをたっぷり使ったお好み焼きを作りました。
児童らは「シャキシャキしておいしい、もっと食べたい!」と笑顔で味わい、大切に食べていました。

◆カタツムリ「ハリママイマイ」の分布境界線が枚田小学校付近にあることがわかりました!
市民課環境推進室と市内9小学校は、令和5年度から6年度にかけて、環境学習の一環としてカタツムリの調査を共同で行いました。
その結果、市民の皆さんからの情報提供も含め35種のカタツムリ(陸産貝類:ナメクジも含む)を確認することができました。また、もともと播磨地方(姫路市周辺)に分布していた兵庫県特産種のハリママイマイが生野峠を越え、徐々に但馬地域に入ってきて分布を広げていました。この調査からハリママイマイは現在、枚田小学校付近まで北上を続けて到達していることがわかりました。
子どもたちの鋭い観察眼で広域的な調査を実施できたことは、とても意義ある環境学習でした。

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問合せ:秘書広報課
【電話】672-6113