- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県朝来市
- 広報紙名 : 広報朝来 令和7年4月号
令和7年度の一般会計予算は、235億1,000万円で、朝来市に「住み続けたい」、「住んでみたい」、そして「戻って住みたい」と思われる施策の取り組みを進める、『幸せと暮らしを守り、住みたいと思われる予算』をテーマとした予算編成としています。
また、令和7年度は半期を迎える第3次朝来市総合計画および終期を迎える第2期朝来市創生総合戦略の実践と総括を行う年となります。第3次朝来市総合計画で掲げる将来像、「人と人がつながり 幸せが循環するまち」の実現を目指し、各種施策や事業を実施していきます。ここでは、6つのありたいまちの姿ごとに主な取り組みを紹介します。
〔ありたいまちの姿1〕
◆「やりたい」につながる多様な学びで、未来をつくる「人」を育む
▽小・中学校教育振興事業
[GIGAタブレット更新] 1億6400万円
国が推し進めるGIGAスクール構想第2期を見据え、令和元・2年度に整備した1人1台端末の更新を行います。
▽給食センター運営管理事業
[給食費無償化] 8444万円
子育て世帯の支援として、朝来市学校給食センターが給食を提供する小中学校に在籍している児童生徒の保護者に対し、令和7年4月分から学校給食費を無償化します。
▽体育施設整備事業
[屋根付運動施設基本設計] 4650万円
市民の継続的なスポーツ活動への支援やスポーツを通じた健康増進を図るため、和田山中央文化公園内に「屋根付運動施設」の整備を進めます。
〔ありたいまちの姿2〕
◆人と自然が共生しながら地域で循環する産業を確立する
▽店舗リニューアル助成事業 910万円
市内にある店舗の経営安定および市内消費拡大による地域経済の活性化を図るため、当該店舗のリニューアル工事に要する経費の一部を補助します。
▽農地費一般管理事業
[ラジコン草刈り機無償貸与] 1000万円
市内農業者が行っている農地などの草刈り作業の負担を軽減するため、ラジコン草刈り機を5台配備して個人を除く市内自治会、農会、水利組合などの住民組織などに無償貸与します。
▽生産農家支援緊急対策事業
[水稲生産緊急対策補助金、資材価格高騰対策補助金] 8377万円
遊休農地、離農などを抑制し、生産意欲の維持、高揚を図るため、主食用米の苗の購入または育苗および生産農家の肥料等資材購入に要する経費の一部を補助します。
▽天然記念物保護活用事業
[(仮称)自然環境保護施設整備] 2億6600万円
令和5年度に兵庫県から譲渡を受けた黒川自然公園センターを改修し、展示スペースを設けるとともに、環境学習ができる施設を整備します。
〔ありたいまちの姿3〕
◆多様なつながり・交流を育み、地域力をより高める
▽市制20周年記念式典事業 587万円
市制施行20周年を記念し、まちづくりに寄与された功労者への表彰を行うとともに観光大使による記念公演を実施します。
▽地域自治協議会支援事業 9247万円
地域課題を解決する活動や地域の活性化を図る活動を支援するため、市内11の地域自治協議会に交付している地域自治包括交付金を拡充し、活動を支援します。
▽壱岐市との交流事業 111万円
市制20周年および壱岐市との友好都市提携10周年を記念して、友好都市壱岐市写真展を11月下旬(予定)に開催します。