くらし 水害注意の出水期 もしもに備えて準備を(1)

出水期とは6月から10月にかけて梅雨や台風などによる集中豪雨で洪水が起きやすい時期のことです。近年、日本国内では大雨による災害が全国で頻発し、市内においても平成30年7月豪雨で大きな被害が発生しました。災害から身を守るため、日頃から適切な避難行動ができるように備えておきましょう。

■ハザードマップで地域の危険個所を確認
市から配布されている「ハザードマップ」を活用し、自宅周辺の危険レベルを確認しておきましょう。山の近くであれば「土砂災害警戒区域」、河川付近であれば「浸水想定区域」などの危険区域に指定されている場合があります。
ハザードマップがない人は、危機管理課でもらえます。また、市公式サイトでもハザードマップの確認ができます。

■警戒レベル4「避難指示」で全員避難を
「自らの命は自らが守る」という意識を持ち、自らの判断で避難行動をとることが重要です。みなさんがとるべき行動が直感的に理解しやすいよう、5段階の警戒レベルが明記されています。警戒レベル4「避難指示」が発表されたら、危険な場所から全員避難しましょう。避難に時間のかかる高齢者や障がいのある人は警戒レベル3「高齢者等避難」が発表されたら、避難を開始しましょう。

■避難所、避難経路の確認を
大型の台風や大雨が接近しているとき、自宅が危険区域でない場合は自宅待機(在宅避難)を、危険区域にある場合は原則、立ち退き避難をしましょう。避難をする場所は、避難所や公民館だけではありません。安全な場所にある親せき宅や知人宅、場合によっては宿泊施設なども避難場所となります。自身の状況に合わせて避難する場所を考えておきましょう。避難が遅れ、すでに外が危険な場合は山と反対側の自宅上階の部屋に逃げましょう。市内の指定避難所は次の通りです。

▽指定避難所一覧

問合せ:危機管理課
【電話】63-3119