くらし 水害注意の出水期 もしもに備えて準備を(2)

■非常持ち出し品の準備を
非常持ち出し品は家族構成を考えて必要な分を準備し、両手が空くリュックサックなどに入れて、玄関などすぐ持ち出せる所に置きましょう。災害が発生すると食料などが手に入りにくくなることが予想されます。最低でも3日分、できれば1週間程度の用意が必要です。各家庭で日頃から食べ慣れたものなどを少しずつ多めに買い置き、消費期限の近い物から消費するローリングストック法で無理なく備蓄をしておきましょう。持病などでたんぱく質や塩分摂取に制限がある人は、自分に合った食料を備蓄するようにしましょう。

▽チェックリスト
・食品…ご飯、パン、缶詰
・飲料水
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・予備電池
・携帯用充電器
・ポリ袋
・貴重品…現金、預金通帳、印鑑、マイナンバーカードなど
・衣類・下着類
・タオル
・スリッパ
・日用品
・雨衣・雨具
・歯ブラシ
・救急用品…ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など
・マスク
・はさみ、ナイフ
・石けん・ハンドソープ
・ウェットティッシュ
・リュックサック
・ヘルメット、防災ずきん

■作っておこう!いざという時の「マイ避難カード」
避難のタイミングや避難先などを事前に記入しておく「マイ避難カード」を作っておきましょう。いざという時にあわてないためには、いつ、どこに、どのように避難するかを事前に決めておくことが重要です。
作り方や記載事項はハザードマップの裏表紙にあります。決まった様式はありません。裏表紙を利用するか、任意の紙に書き留めておくなどして、いつでも確認できるようにしましょう。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■正確な情報を得るために
地震や水害などすべての災害で最も重要になるのが「情報収集」です。災害発生時は被害の状況などの情報を早急に収集し安全の確保につなげることが大切です。ラジオやインターネット、携帯電話などさまざまなツールを複合的に活用するようにしましょう。
災害発生前から防災情報が提供されるツールなどを紹介します。

○しーたん通信
音声告知端末から災害時の避難情報などが放送されます。なお、端末の故障を防ぐため、電池は年に1回交換してください。故障の原因の3割が電池の液漏れです。

○市公式サイト・SNS
市公式サイトのトップページ「緊急情報」のほか、市公式SNSで避難情報や災害による通行規制情報などがお知らせされます。

・市公式サイトはコチラ
・市公式LINEはコチラ
※二次元コードは本紙をご覧ください。

○しそうチャンネル
災害情報はL字放送やデータ放送(dボタン)で確認できます。

○ほかにも…
市内の降水量や河川の水位、気象情報などが確認できます。

・宍粟市土砂災害情報等提供システム
・国土交通省防災情報提供センター
※二次元コードは本紙をご覧ください。

○スマホなどに必ず登録して防災ネット
スマートフォンや携帯電話に防災情報が配信される「ひょうご防災ネット」や「しそう防災ネット」を必ず登録しておきましょう。

・ひょうご防災ネット
・アプリしそう防災ネット…メールで緊急情報や避難情報をお知らせします。
※二次元コードは本紙をご覧ください。

問合せ:危機管理課
【電話】63-3119