- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県宍粟市
- 広報紙名 : 広報しそう 2025年6月号(243号)
■安心して出産の日を迎えることができる病院をめざし、宍粟総合病院ではさまざまな取り組みを行っています。「今月の総合病院ニュース」ではその取り組みの一部を紹介します。
◇無痛分娩の推進
出産時の痛みを軽減する「無痛分娩」が導入されています。無痛分娩とは出産時の痛みを和らげることができる方法です。背中に麻酔薬を注射して下半身の痛みを感じにくくし、リラックスした状態で出産できます。
◇オンライン診療の推進
妊婦健診や産後のフォローアップなどがオンラインで受診できます。遠方に住んでいる人や外出が難しい人でも、自宅などにいながら医師の診察を受けることができます。
◇ハイリスク分娩への対応
高齢出産や多胎妊娠、合併症を伴う妊娠など、ハイリスクとされる妊婦さんに対して、適切な医療や保健サービスが受けられる環境が整備されています。
◇「出産お祝い膳」がリニューアル
出産という大きな節目を迎えたお母さんたちへ、総合病院が提供する「出産お祝い膳」がこのたびリニューアルされました。
管理栄養士と調理師が産後の身体に必要な栄養バランスを考慮しながら、華やかで特別感あふれるメニューを考案。病院スタッフ一同からの新たな命の誕生を祝う「おめでとう」の気持ちが込められた、見た目にも美しく、味わい豊かな食事が届けられます。
■季節を感じる食事で入院生活をサポート
病院の食事は、単なる栄養補給ではなく、治療を支える大切な役割があります。
総合病院の献立は一人ひとりの体調や治療内容に合わせ、管理栄養士と調理師が連携して献立を考案。旬の食材を取り入れることで季節が感じられる工夫を凝らし、味付けや盛り付けにもこだわっています。さらに季節の行事にちなんだ献立や、選択できるメニューの導入により、入院中でも食事の楽しみが感じられるような取り組みがされています。