子育て キラリ☆輝く 多可人- Vol.236-

■多可高校初1級合格!楽しむ気持ちが結果へ
情報処理技能検定試験で1級合格
瀬戸修二さん・藤原海斗さん
多可高等学校3年生
「これはいける、という手応えがありました。」
多可高校に通う瀬戸修二さん(下野間)と藤原海斗さん(西脇市)は、今年7月に行われた第141回情報処理技能検定試験の表計算で、1級に合格しました。多可高校での1級合格は、学校にとっても初めての成績です。
多可高校では、特色ある教育課程として、「福祉ボランティア類型」「情報ビジネス類型」「総合カルチャー類型」があり、2年生になると自身の進路に合わせて授業を選択します。
(瀬戸)「小さい頃からパソコンに興味があり、面白いなと感じていたので、選びました。」
(藤原)「高校卒業後は就職を考えているので、就職に活かしていきたいと選びました。」
2年生では、情報処理技能検定に特化して授業を行います。瀬戸さんと藤原さんの学年は通常よりも検定合格率が高く、通常は2年生で終了する授業を3年生まで延長し、1級合格を目指して取り組んできました。
(瀬戸)「覚えてきたことがちょうど問題に合っていたので、自信がありました。」
そう話す瀬戸さんは、1級試験で見事満点を獲得。強みである応用力を活かし、予想どおりの結果となりました。
2人は、8月に愛知県で開催された「第39回全国パソコン技能競技大会」の情報処理技能種目に出場。瀬戸さんが佳良賞を受賞しました。
(瀬戸)「これから進学して就職する際に、この技術を活かせたら良いなと思います。」
(藤原)「学校での授業をしっかりと集中して受けることが結果に結びつきました。」
強豪校を相手に全国の舞台に挑んだ2人。
自身の環境の中で精一杯努力すれば、できないことはない。そう教えてくれました。