くらし 【特集】僕といっしょに空き家のこと考えませんか?
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- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県市川町
- 広報紙名 : 広報いちかわ 2025年3月号
◆空き家が抱える問題
近年、空き家の増加は社会問題となっています。空き家を長年放置すると、管理不全に陥り近隣の迷惑となってしまうほか、長年相続がされないまま、いざ売却する際には手の施しようがなくなるケースもあり、所有者が自分ごととして考える必要があります。
▽空き家を放置すると…
○隣地・道路への樹木の越境
○通行の妨げ
○屋根瓦や外壁の劣化やズレ
○落下・飛散事故の恐れ
○土台や柱の腐食や亀裂
○倒壊・崩落の危険
○雑草の繁茂や落ち葉の飛散
○害虫・害獣の繁殖
○窓ガラスの破損や扉の損傷
○不法侵入・不法滞在
管理不全に陥ってしまう前に、空き家を有効に活用していただく一つの手段として、空き家バンク登録制度についてご紹介します。また、空き家の活用事例についてもご紹介します。
空き家の所有者をはじめ、将来ご自宅が空き家となる可能性のある「空き家予備軍」の方も、今後を考えるきっかけとしてご覧ください。
1.市川町空き家バンクについて
市川町空き家バンクは空き家等を有効活用するための情報提供を行う制度です。所有者は空き家物件を登録することができ、空き家の利用希望者は登録された物件を市川町ホームページ上で閲覧することができます。
《空き家バンク登録の流れ》
★お互いの条件が一致したら契約
※町は交渉及び契約などの仲介行為は一切行いません。
2.空き家バンクホームページ
【HP】https://www.town.ichikawa.lg.jp/info/440
物件詳細や写真・間取り図を掲載して、利用希望者に分かりやすく公開しています。さらに、令和7年から登録された物件については、内観動画の紹介も行っています。
3.空き家片付け支援事業補助金
対象者:空き家バンクに登録し売買または賃貸するため、空き家の家財処分等を行う者
補助額:片付け費用の2分の1(上限10万円)
詳細はこちら
【HP】https://www.town.ichikawa.lg.jp/info/1427
4.老朽危険空き家除去支援事業補助金
対象者:老朽危険空き家の所有者または土地の所有者(所有者から解体撤去について同意を得た者に限る)
補助額:除去費用の2分の1(上限33万3千円)
※事前に空き家の不良度の立入検査が必要となります。
詳細はこちら
【HP】https://www.town.ichikawa.lg.jp/info/1575
◆空き家を購入し「市川ハウス」と命名!利活用されている、ふるさと市川PR大使、女と男の市川さんにインタビュー
僕が購入した空き家は、山の一部を含む広大な土地もついている一軒家で、市川町の空き家を買いたいなと探しているときに、紹介いただいたのがきっかけです。
空き家に関する知識は全く無かったんですが、整備されていない空き家を一から整備するということで、草刈りや水道工事、フローリング張りなど、何もかもはじめての体験ですが結構楽しめるんですよ。もちろん、自分1人ではできないことばかりのため、困ったときに手を差し伸べてくれる地元の方や関係者の方のおかげで、何とか整備が進んでいきました。
今はそんな市川ハウスでファンの方と餅つき大会をしたり、キャンプしたり、家の整備作業を一緒にしたりと、市川ハウスで頻繁に活動をしています。作業がもし失敗したとしても、それもまた良い味になるんですよね~。
《VOICE》
空き家はやっぱり深刻な問題なんで、これからの時代は空き家対策や空き家の活用は避けて通れないと思います。僕の活動が少しでも空き家を考えるきっかけになればと思います。
※詳しくは広報紙2~3ページをご覧ください。
問合せ:住民環境課生活環境係
【電話】26-1011