くらし 下水道への早期接続をお願いします

令和6年度末の下水道の接続率は83.6%となりました(対前年度比0.1%の増)。接続率の高い処理区は、境処理区の100%、鎧処理区の98.5%、佐津処理区の97.3%で、接続率の低い処理区は、柴山処理区の83.0%、香住処理区の71.5%、神場処理区の42.1%となっています。
台所や風呂から流れる生活雑排水で水路や側溝が汚れると、ハエや蚊が発生し環境衛生が悪化します。その水路から水を引いている田んぼは稲が育たなくなるかも知れません。また、汚れた水が川や海に流れると、そこに生息する生物にも悪影響を与える可能性があります。町の宝である豊かな自然を守るためにも下水道への接続は重要です。
本町では、ほとんどの地域で下水道の整備が完了しています。供用が開始されている地域では早期に下水道へ接続してください。単独浄化槽や合併浄化槽を設置した人も原則、下水道へ接続することとなっています。
なお、工場の汚水を下水道へ流す場合は、事前の届け出や工場排水の水質改善のために排水設備の設置が必要になる場合があります。

区域・処理区別下水道接続率(R7年3月末現在)

※接続率は、各処理区の人口に対する下水道接続人口の割合

■下水道に接続するときは
宅地内に汚水管や汚水ますを設置する工事や、トイレ・台所・風呂・洗面所などの排水器具の接続工事を排水設備工事といいます。
排水設備工事は、町の指定工事店でないと施工できません。直接指定工事店にお申し込みください。
※町外業者は、町ホームページのダウンロードファイルまたは関連リンクからご確認ください。

■月に1回はクリーンますの掃除を!
下水道に接続済みの人は、自宅の屋外排水路に設置してあるクリーンますのフタを開けて、1カ月に1回程度を目安に掃除をしてください。
クリーンますの掃除をしないと、宅内の排水口から悪臭がしたり、油脂分などの固着によって排水が逆流し、宅内にあふれ出たりすることがあります。

■雨水貯留・浸透施設設置補助制度
下水道の集合処理区域の住宅などを対象に、地下水のかん養や水資源の有効活用を目的とした施設を設置する人には、次のような補助制度があります。

○雨水貯留施設(浄化槽の転用)
下水道接続で不要になった浄化槽を転用し、庭の花や家庭菜園への水やりなどに利用できるよう雨水を貯める貯留槽に改造する場合、その費用の一部を補助します。
補助金額:改造工事費の3分の2(上限10万円)

○雨水貯留施設(雨水タンク)
屋根に降った雨水をタンク(補助対象は容量200リットル以上)に貯めて、庭の花や家庭菜園の水やりなどに利用できるようにします。
補助金額:購入費および設置工事費の3分の2(上限5万円)

○雨水浸透施設
コンクリート舗装した敷地でも、屋根や敷地内に降った雨水を地下に浸透させることができます。
補助金額:購入費および設置工事費の3分の2(上限5万円)

問い合わせ先:役場上下水道課