くらし すけっちしんおんせん~まちの話題(2)~

■奥八田に鹿肉加工所がオープン
4月20日、旧奥八田小学校の1階に鹿肉を加工する施設「奥八田杜の鹿工房」がオープンし、開所式が行われました。この施設は、元地域おこし協力隊の尾関栄海さんが代表を務める(株)KASEGIが、地域課題の獣害対策と鹿肉を活用した新たな特産品開発を目的に、新温泉町の地域経済循環創造事業補助金などを活用して開業。尾関さんは「地域の皆さまにとって新たな魅力として喜んでもらえる場所になるよう努めてまいります」と意気込みを述べられました。

■文化財センター新収蔵品展
4月12日~30日、浜坂先人記念館・以命亭で、令和6年度に文化財センターに寄贈された資料や書画作品の中から、鳥取藩御用絵師の小畑稲升(おばたとうしょう)の屏風や、日本画家の谷角日沙春(たにかどひさはる)、立脇泰山(たてわきたいざん)、書家の井上寒甃(いのうえかんしゅう)の作品などを展示しました。
新温泉町文化財センターの開設以降、町内外の方々から、新温泉町にゆかりのある作品を寄贈していただく機会が増えています。
6月14日からは谷角日沙春の作品展を開催します。
詳細は本紙20ページ

■岸田川の環境を大切に
5月3日、岸田川と田君川の合流点で、恒例の「岸田川ヤマメ釣り教室」が開催され、家族連れなど約200名が参加しました。この教室は、自然環境を大切にする心を育んでもらおうと「岸田川の環境を守る会」と新温泉町女性会の共催で実施されたものです。
ヤマメとニジマス計500匹が放流された水路で、子どもたちは釣りやつかみ取りを楽しみました。その後、ヤマメの塩焼きや女性会が作った豚汁が振る舞われ、参加者たちは川の恵みを満喫しました。

■とちのみ学園、宇都野学園開講
4月16日、とちのみ学園の入園式・開講式を夢ホールで行いました。新入園生は11名で、式には2名が出席しました。
新入園生代表あいさつでは、中野秀男さんが「とちのみ学園での学びを通じて、知識を深めるだけでなく、学園生との交流を楽しみ、お互いに刺激を与えあいながら成長していきたい」と決意を述べました。
今年度は92名で活動していきます。

4月17日、宇都野学園の入園式・開講式を浜坂多目的集会施設で行いました。新たに6名の新入園生が入園し、3名が大学院に進学しました。
学長式辞では西村町長が「学園生同士が豊かに繋がりながら共に学び、心豊かで笑顔あふれる充実した学園生活を送ってほしい」と激励の言葉を送りました。
式の最後には、新入園生・在園生一同で町民歌を斉唱しました。
今年度は91名で活動していきます。