くらし 〔市民のひろば〕ボランティア・市民活動情報 RUN伴実行委員会in天理

RUN tomo-rrow、通称RUN伴(ランとも)は、認知症の人もそうでない人も、伴にタスキをつなぐ体験を通じて、誰もが住みやすい地域づくりを推進する活動です。昨年は11月に開催し、参加者88人(認知症の当事者やその家族、医療・介護・福祉の関係者など)が、認知症の啓発カラーであるオレンジ色の服装や小物を身に着け市役所~商店街~天理駅を旗振りしながら歩きました。
社会情勢として高齢者の約5人に1人が認知症とも言われ、誰でも関わることがあります。ただし症状や進行は人それぞれで、生活に困ることはあっても、その人自身が変わってしまうわけではありません。AさんはAさんのままです。認知症と聞くと、本人を取り巻く周囲の人が過度に心配し、できることも手伝ってしまうと、今まで通り自由に生きることを逆に失う可能性もあります。
RUN伴を通じて認知症に対する正しい知識や理解が広がるように、これからも活動を続けていきます。今年も11月頃に開催予定です。市内をオレンジ色の集団が歩いていたら、温かく応援いただければ幸いです。

問合わせ:
天理市北部地域包括支援センター内【電話】65-5520
市民活動交流プラザ【電話】68-2666【FAX】68-2665