くらし まちのできごと

■地域福祉計画校区別懇談会
市と天理市社会福祉協議会では、令和7年度中に第2期天理市地域福祉計画・地域福祉活動計画を策定するにあたり、市内の各地域に住んでいる市民の意見を計画に反映させるため、8月29日及び9月1日~3日にかけて9校区に分けて校区別懇談会を開催しました。
懇談会では、「地域の活動の“現在”と“これから”をみんなで考えよう」をテーマに地域のいいところや困りごと、市をもっとこんな風に盛り上げていきたいなど、活発な意見交換が行われました。

■9/13~14 第22回山の辺のあかり柳灯会
初秋の訪れを告げる「山の辺のあかり柳灯会」が柳本町の黒塚古墳周辺で開催されました。柳本もてなしのまちづくり会柳灯会実行委員会が主催し、今年で22回目の開催となった本イベントでは約4,600本の灯ろうや竹あかり、行燈が幻想的な世界を作り出し、訪れた人を魅了していました。

■9/14~15 「シンカン祭り」で受け継がれる伝統
海知町の倭恩智(やまとおんち)神社で、例年9月に行われる「シンカン祭り」。かつては3日間でしたが、昨年から2日間の開催となりました。
氏子から輪番で選ばれる大当屋(オトヤ)と小当屋(コトヤ)が中心となり、古くからの伝統を今に伝えています。特に、巫女による湯立神楽や、特殊な供え物「七色の御供」の準備は、奈良盆地に古くから伝わる宮座祭祀の特徴を色濃く残しています。こうした伝統的な祭りの様子が評価され、「海知のシンカン祭り」は令和4年に奈良県指定無形民俗文化財に登録されました。

■9/15 豊田町音楽祭2025開催
豊田町1丁目町内会主催の「豊田町音楽祭2025」が豊田町公民館で開催されました。今回の音楽祭は“ALL豊田”に関連した多彩なジャンルの音楽愛好家が集結。当日は様々な楽器から美しい音色が奏でられ、訪れた多くの人がその音色に聞き入りました。

■9/17 在チリ日本国大使曽根健孝さん来庁
9月8日付けで在チリ日本国大使に任命された、外務省職員で市内の高等学校出身の曽根健孝さんが就任を機に市役所を訪問されました。市とチリ中部コキンボ州の都市であるラ・セレナ市は、1966年(昭和41年)10月1日に姉妹都市提携調印を行い、交流を続けています。曽根大使は並河市長と現地チリと天理市の学生交流などについて様々な意見を交わされました。

■9/17 この舞台に、夢を懸けて
8月に沖縄市で開催された「第52回全国中学校陸上競技選手権大会」に出場された、天理西中学校3年生原田剛志さんの結果報告会と「日清食品カップ第41回全国小学生陸上競技交流会」に出場予定である井戸堂小学校6年生安井志さん・二宮旭さん、市内クラブ所属で桜井市立巻向小学校5年生藤田耀太さんの激励会が行なわれました。普段の練習についてなど歓談したあと、大会への意気込みを聞かれた安井さんは「楽しめるように頑張りたい」と力強く語られました。

■9/28 NARAtive Jr.プロジェクト短編映画『やまのべradio』御礼上映会を開催
なら国際映画祭の企画「NARAtive Jr.プロジェクト」により制作された短編映画『やまのべradio』の御礼上映会が開催されました。
「NARAtive Jr.プロジェクト」は、18歳から24歳までの若者を対象に短編映画の監督を公募する取り組みで、今年2月には天理市を舞台にした『やまのべradio』が制作されました。新聞配達を通じて人と人がつながる心温まる物語で、監督・脚本は当時18歳の小松頼礼さんが務め、製作総指揮は河瀨直美さんが担当されました。
当日は100人を超える来場者が鑑賞し、上映後には感想や撮影秘話を交えた交流も行われました。

■10/1 「私の地元応援募金」寄贈
明治安田生命保険相互会社奈良支社より、地域の人々の暮らし・健康を豊かにする取組み「地元の元気プロジェクト」の一環として「私の地元応援募金」の寄附をいただきました。
同支社からの寄附は6年連続で、いただいた寄附金は市の事業に活用させていただきます。