イベント 昨年度はW(ダブル)20周年 ご協力ありがとうございました

■世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」
奈良・和歌山・三重の3県にまたがる世界遺産で、「吉野・大峯」「熊野三山」「高野山」とそれらを結ぶ「大峯奥駈道」「熊野参詣道小辺路・中辺路・大辺路・伊勢路」「高野山町石道」の参詣道が含まれています。
十津川村には、東に大峯奥駈道の一部と、西に熊野参詣道小辺路の一部が縦走しています。
紀伊山地は古来より自然信仰の精神を育んだ地であり、今も祈りの場として受け継がれています。

■十津川温泉郷「源泉かけ流し宣言」
平成16年、十津川村は全国で初めて「源泉かけ流し宣言」をしました。村の温泉施設すべてが、お湯の循環、再利用を一切せず、沸かさず、塩素消毒をせず、薄めず、「ほんまもんの温泉」をこんこんとかけ流しています。
豊富な湯量だからできる、極めて贅沢な極上の温泉です。

■御礼
令和6年度、ダブル20周年を記念したさまざまな事業に参加してくださった皆さま、ご賛同してくださった皆さま、誠にありがとうございました。
皆さまのご支援とご協力に、心から感謝を申し上げます。
私たちは十津川村の大切な「宝」を大切に守り、村の活力とし、後世に受け継いでまいります。

平成16年6月28日、十津川温泉郷「源泉かけ流し宣言」。そして、同年7月7日、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録。令和6年度は、この2つの20周年を記念した大花火大会や関連イベントを開催いたしました。事業実施に際しては、村内外から多くの皆さまからご支援を賜り、一年間を通して、盛大にダブル20周年を祝うことができました。心から感謝を申し上げます。
十津川郷には湯泉地温泉・十津川温泉・上湯温泉という3つの源泉があります。この豊かな温泉資源も、歴史ある熊野参詣道小辺路と大峯奥駈道も、ともに村民にとって誇りであり、同時に十津川村の活性化を支える重要な資源です。年間の行事を通じて、これら村の「宝」を大切に思う人々の多さと、その魅力や価値を改めて認識しました。今後、20年先、40年先、百年先であっても、この「宝」が後世に受け継がれ、十津川村の宝が人々に誇りに思われる地域であり続けてほしいと願います。
このダブル20周年を機に、十津川村に興味を持ってくださった皆さま、イベントにご参加くださった皆さま、十津川村を応援してくださった皆さま、改めて、皆さまに心から感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。

十津川村ふれあい物語実行委員会
委員長 田花 敏郎(たばな としろう)

■ご寄附をお寄せいただいた皆様
多大なるご支援、ご協力を頂戴し、誠にありがとうございます。
(※詳しくは本紙をご覧ください。)

事業名:十津川温泉郷「源泉かけ流し宣言」及び世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」ダブル20周年記念事業
事業期間:令和6年4月1日~令和7年3月31日
総事業費:32,384,757円(事業資金内訳)寄附金11,411,152円、補助金20,640,000円、その他自主事業333,605円

主催:十津川村ふれあい物語実行委員会
協賛:電源開発株式会社