イベント カメラスケッチ

■大字重里地区で防災訓練を実施
30年以内に発生か「南海トラフ地震」に備え
3月23日、大字重里地区で、災害時における安全意識や防災意識の向上を目指し、避難訓練や情報伝達訓練などを行いました。大字重里の人口は156人(3月1日時点)ですが、訓練には79人と、多くの住民が参加しました。
地震が発生した想定の訓練では、まず集落内で避難を行い、そこから地域の拠点になる避難所に集まりました。災害時に迅速かつ的確な行動ができるように、実際の避難経路を確認し、避難行動を体験しました。
また、避難訓練に併せて、奈良県広域消防組合五條消防署の協力による消防訓練が行われました。消火訓練や、けが人の搬送方法やAEDの操作説明など、災害発生時に活用できる訓練を行いました。
訓練に参加した人でも「いざそうなったら実践できるだろうか」と不安の声もありました。日常から防災意識を高め、災害が発生したときに備えた練習が必要だと学べました。

◇地域で訓練をしたいと思うけど、まずどうしたらいい?
村では地域での防災訓練をお手伝いします!
防災対策課(【電話】62-0910)までご連絡ください。

避難訓練や、避難マップづくり、通信訓練、その地域でまずできることから一緒に訓練しませんか。
1人でも多くの、大切な命を守りましょう!

■平谷・猿飼を結ぶ吊り橋「猿飼橋」渡り初め式
地元住民の移動や地域間交流、渡り鳥観察や景観美の観光客誘致に
大字平谷と大字猿飼間に架かる吊り橋「猿飼橋」の修繕工事が完了し、3月24日に両大字主催による渡り初め式が行われました。式典では、地元親子3世代に続いてみどり保育所の幼児や出席者全員で渡り初めを行い、猿飼橋の供用再開を喜びました。
猿飼橋は、平成27年12月に実施された橋梁定期点検で異常が見られたため通行止めとしていました。補修には技術面と財政面の課題がありましたが、明石海峡大橋などを管理する優れた技術者たちの知見と、電源開発株式会社から地域貢献として事業費の支援をしていただいたこと、あわせて地域の協力により、補修工事を行い供用が再開されました。
大字平谷総代の古田雅文さんは、「猿飼橋は地域住民にとって貴重な生活の道。また、二津野ダム湖はオシドリの観察地であり、橋からの景観美は観光活性化にもつながる」と期待を寄せました。

■十津川温泉の恵みに感謝 薬師大師祭
旅館・民宿など観光関係者らが感謝の祈り
4月1日、大字平谷の西部、下湯にある源泉薬師堂で「薬師大師祭」が行われました。下湯には垣内・蕨尾などに導湯されている十津川温泉の源泉があります。薬師堂には温泉の神様が祀られており、薬師大師祭は、毎年4月に行われています。
今年も十津川温泉の旅館・民宿など観光関係者たち約20人が薬師堂に集まり、温泉の恵みへの感謝と十津川温泉の繁栄を祈りました。

■空中リレーマラソン・もりフェスティバル
春の森を駆ける!遊ぶ!「空中の村」で同時開催
3月23日、21世紀の森・紀伊半島森林植物公園(大字小川)で「空中リレーマラソン」が開催されました。
コースは公園内の1周約1.2キロメートルを、1周の部、またはチームを組みリレー形式で走る5周の部でタイムを競いました。コースは起伏の多いオフロードで、約80人が参加しました。参加した人は「しんどかったけど楽しかった」と春の訪れを感じる公園を走り抜けました。
また、同日は空中の村で「もりフェスティバルin空中の村」(空中の村、satosato共催)が開催されました。
地元食材を使った郷土料理やパン、カレーなどのマルシェや、植樹体験などのイベントが行われました。子どもたちは「空中の村」のアスレチックで遊んだり、春の森林に触れたりと、賑やかな声が響きました。