- 発行日 :
- 自治体名 : 和歌山県
- 広報紙名 : 和歌山県民の友 2025年4月号
1 こどもまんなか社会の推進
■こどもを産み育てやすい環境の整備
▽学校給食費の無償化(14億8,898万円)
子育て世帯の経済的負担を軽減するため、引き続き、小・中学校等の給食費無償化に取り組みます。
・支援対象
学校給食を実施する市町村立小・中学校、県立特別支援学校に通学する児童・生徒等を持つ子育て世帯
▽産後ケア事業の推進(2,229万円)
産後も安心して子育てができるよう、産後1年以内の母子に対してショートステイやデイサービス、助産師や保健師などによる訪問といった「産後ケア事業」を行う市町村を支援します。
▽病児保育充実(1,115万円)
病児保育の利便性を向上するシステムの導入支援やシンポジウムの開催等を行い、病児保育の広域化を推進します。
・スマートフォンから病児保育施設の空き状況確認と予約ができます!
あずかるこちゃん 病児保育ネット予約サービス
こどもが病気の際、自宅での保育が困難な場合に、病院や保育所等に付設された専用スペースなどで一時的に保育を行います。
※ネット予約サービスは県内5か所の施設で利用可
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本紙を参照ください
■こどもにやさしい社会の実現
▽和歌山こども食堂支援(4,913万円)
すべての小学校区(約200か所)にこども食堂が設置されることをめざし、こども食堂の新規開設のための経費や、こども食堂とさまざまな機関をつなぐネットワークの構築を支援します。
▽こどもの意見聴取(674万円)
こどもからの意見をこどもに関する施策に反映させるため、意見を聴く仕組みを構築するとともに、こどもが意見表明しやすい環境づくりを支援します。
2 成長産業の創出
■宇宙産業の推進
▽宇宙まちづくり推進(3,670万円)
宇宙産業への参画をめざす企業や人が集い、それぞれの夢を実現する場所である「スペースエントランス」の実現に向けて、行動計画策定、ビジネス創出支援、人材育成、情報発信に取り組みます。
▽民間ロケット発射場周辺地域活性化(4,387万円)
スペースポート紀伊からのロケット発射に合わせたイベント開催や渋滞対策、宇宙に関するシンポジウムを実施します。
■GXの推進
※GX…「グリーントランスフォーメーション」の略。化石燃料に頼らず、二酸化炭素を排出しないエネルギーを活用するための活動や、そうした活動を経済成長の機会にするために社会を変革していく取組
▽GXビジネスモデル創出(3,946万円)
県内企業のGXビジネスモデル創出のため、地域のポテンシャル調査・実証・伴走支援などを実施します。
▽脱炭素化推進(2億9,718万円)
県有施設への太陽光発電設備等の設置、住宅・事業所への再生可能エネルギーや省エネルギー設備の導入促進、環境意識を高める啓発活動を行い、脱炭素化を進めます。
▽森林クレジット創出(531万円)
県有林での森林クレジット発行に向け、申請等の手続きを進めます。
※森林クレジット…適切な森林管理によって確保されるCO2の吸収量を、売買可能な「クレジット」として国が認証する制度
▽わかやま洋上風力検討会運営(2,673万円)
洋上風力発電の導入に向けた調査や検討を行います。