- 発行日 :
- 自治体名 : 和歌山県有田市
- 広報紙名 : 広報ありだ 令和7年1月号
新年あけましておめでとうございます。新しい年の幕開けにあたり、市議会を代表してご挨拶申し上げます。市民の皆様には、日頃より市議会活動に温かいご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、能登半島地震や豪雨災害の発生、米不足や記録的な物価上昇等により、皆様の日々の暮らしは多くの変化と影響を受けた一年となりました。本市においても、少子高齢化等による急速な人口減少、ENEOS和歌山製油所の操業停止等、厳しい課題に向き合い続ける年でした。
しかし一方で、健康スポーツ公園のオープンや有和中学校の開校、エンジン01の開催など、ふるさと納税等を活用した各種事業が進展し、市民の皆様と共に未来への成長を感じられる出来事も多くありました。
本年は、大阪・関西万博の開催に加え、宮原小学校跡地の活用事業や新市立病院の建設に向けた取り組みがさらに進められる予定です。これらの事業が、「人が輝き まちが色づく魅力都市ありだ」に向けた重要な一歩となるよう、市議会としても大きな期待を寄せています。
また、昨年9月には市議会議員の補欠選挙が行われ、2名の新人議員が加わり、新たな体制で市議会の活動がスタートしました。市議会では市民との対話を重視し、議会活動への理解を深めていただくため、議会だよりの紙面改良や本会議のYouTube配信にも力を注いでおります。本年度は、より開かれた議会をめざして、有田市議会基本条例に基づ
き、市民の皆様と意見交換をする機会を積極的に設けていく方針です。
今後も、皆様の声にしっかりと耳を傾け、議会としてのチェック機能を果たしながら、市民目線での政策立案や提言を進め、地域がさらに活力あるものとなるよう全力を尽くしてまいります。
市民の皆様のご健康とご多幸、そして本年が明るく実りある一年となりますことを心からお祈り申し上げるとともに、引き続き市議会への温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
有田市議会議長 児嶋 清秋